ナンパコラム#15
これらさえあれば無双できるのにと思ってしまう理由は痛いほど分かるし、
実際に自分も華々しい経歴の方々が難なく女性をかっさらっていく現場を嫌になるくらい見てきた。
社会人1年目くらいの時はまだナンパに出会ってなくて、その頃は自称コンパマスター(笑)を名乗っていたので合コンばかりやっていたのだが、
実際に商社・代理店・外資金融・医療系の合コンとは質がまるで違っていた。
当時仲の良い同窓が上記の企業のひとつに就職していたため、そのつてで彼の先輩が主催する会に参加させてもらったことがある。
すると凄かった。予約する店のグレードも違うし、二次会三次会とカラオケオール飲み放題を朝までとかやるのに、
それでいて女性に財布を一切出させなかったり。(つまり全おごり)
着ているスーツもかっこいいし、皆個性的な髪型をしているし、やたら日焼けしていたりするし。
社会人になってすぐの自分にとって、ここまで凄いのかと本当に衝撃的だった。
一方でこちらは安い個室居酒屋でゲームばっかりしてたし、そこで全員ベロンベロンになってすぐ解散して各自(1on1)で二次会をしていた。
しかも一次会で女性からきっちり2,000円を徴収していた。(『いま大きいのしか無いの~』と言う子がいた場合は、女幹事の子に責任をもって立て替えてもらうという、とりっぱぐれのない鬼の集金もしていた)
それでも大学時代からの4人の仲間(プラスα)という固定メンバーで、全員が当時の聖書(合コン最強システム)を購入済みで、同じような店で同じようなことを数百回やりこんだという経験のおかげで、女性陣からはかなり好評だった。
当時の方式(芋掘り方式)は、可愛い女の子に出会うまで合コンで出会った子に合コンを依頼し続けるという、基本的にリピートを前提とした方式を採用していたため、とにかく楽しませることを第一に考えたやり方をしていた。
『また飲み会開いてよ』と言われて何度も会を開催することになって、その回数に比例してお持ち帰りの回数も増えていった。
さて閑話休題。本題に入ろう。
>社名、職位、学歴、貯金、知名度があれば男性は無双できるのか?
結論。
あった方がいいが、こと恋愛・セッ○スに関しては本人の魅力がなければそれらだけでは無双はできない。
したがって自己リソースをどのステータスに割り振りするかについては十分に気をつけなければならない。
とある書籍で紹介されていた海外の事例がある。
女性にモテる男性を決めるという、あるテレビ番組に呼ばれた男がいた。
そこでは男性が各自皆の前で自己アピールをするのだが、他の男性が自分の華々しい職歴を披露するのに対して、
その男は「100円ライターの修理工だ」と答えた。
皆が え?となる中、彼は堂々とそう答える。その他にも様々な質疑応答があるが、彼はそもそも真面目に答えない。
出演しているジャッジの美女たちにすら興味がなさげに見える。
さて、最終的なモテ男を決めるジャッジ。結果は彼の圧勝。
しかし誰もがそのジャッジに納得だった。圧倒的だった。
他の出演者の男性に比べて彼だけ浮いていた。彼だけ別のオーラを身にまとっていた。
身のこなし、ふるまい、質問に対する答え方。
その場にいる誰から見ても、圧倒的に彼だけ違っていたのだ。
何が言いたいのかというと、上記肩書は集客のための記号でしか無いということ。
確かに合コンで女性を集める際のメッセージに
「男性メンバー、○大卒、電○マン、商○マンなど」
みたいに書けば、余裕で女性を収集することが出来る。
しかし実際に肩書が凄くても、合コンでいざ登場してきた男性たちに全然魅力がなかったらどうだろうか。
全然イケてなさそうに見えるし、地味っぽいし、4人揃って猫背。
最初の会話が全然弾まなかったのに、自己紹介の時になったらいきなり自分の今の仕事のことを早口でしゃべり出す。
8人全体で話すことがほとんどなく、ついには男4人だけ共通の知り合いのこととか、
最近ホットな業界のニュースのこととかを話し出す。
「あー!xxのyyさんのzzzzの話ね!あれって#$%で”#$だよね、、、」
そういうのをわざと女性にも聞こえるように大きな声で話す。
俺らって凄いでしょ、というように話す。ちらちらと女性の方を見ながら話す。
こうした会話は2時間続き、その後2次会へ行こう、と男性が誘うのに対して、
『私達電車早いので~』と女性陣はさっさとその場を後にして、彼女たちは全員コリドー街に向かうのである。
一方で、本来イケてないと言われる業種の人達の合コンに、
たまに一人だけすごいのが紛れ込んでいたりする。
地味な業界の合コンなのに、一人だけ圧倒的に気が利く。
受け答えの仕方が違う。全然自分語りをしないのに、明らかにオーラが違う。
本人は全然やる気ない感じなのに、明らかに何かが違う。
女性陣はすぐにそれを察知する。そして積極的に彼に話題をふり始める。
席替えして隣に座ろうとする。
女性からせっかくなので2次会もやろうよ、と言うし、どうせなら帰る人は帰って、残る人は残ろう、とか言い出す。
そうしてセパレート合戦が開始されたりする。
ようは華々しい肩書があっても、実際に会ってみて魅力がないとがっかりされるということ。
もちろんせっかく会ったのでそのままセッ○スさせてくれる子もいるにはいるし、
『東○卒外○と寝たんだけど』と他の女性にマウントを取りたいがためにさくっとセッ○スする子ももちろんいるのだけれども、
たいていがっかりした女性はご飯だけたらふく食べて帰ろうとするし、
それすら嫌で何かと理由をつけてさっさと帰宅しようとする。
(別の男たちに今から会えないかラインを一斉送信する子もいる)
こと恋愛やセッ○スに関してはこの傾向が顕著に出ることになる。
一方で例外なのが結婚に関して。これについては全然イケてなくて魅力がなくても、
社名や貯金額を評価して女性がキープしてくれるようになる。
女性は経済的な要素をシビアに評価した男性を複数キープして、
そのハードルをクリアした中で最もイケている男性を本命と定めていくという行動様式をとる。
なので経済面にステータスを全振りしている男性でも、その女性の周りに同条件でよりイケている男性が他にいなければ、
その女性との結婚を勝ち取れる可能性が高まる。
(その結婚が男性にとって幸せな結婚になるかどうかについては問わない)
しかし個人としての魅力を磨いていると、普通に暮らしているだけでひょんなことから女性から口説かれることがある。
自分の例で大変恐縮なのだが、自分が経験した実体験という又聞きではない(自分的には)確かな経験があるので、
少し自分のことを語らせてもらうと、
2年ほど前から今まで関わってこなかったような派手な女性と関係を持てるようになってきている。
この記事 https://nanpawars-blog.net/post-1155 で書いた子は、普通に暮らしていても会えないようなゴージャスな子だった。
もちろん彼女が付き合ってきた男性はとんでもない男性ばかりだったし、そこに自分が滑り込めたのはまるで奇跡だった。
さらに言うと、昨年になると絶対会社員じゃないでしょ、というような評価を貰うことが増えた。 https://nanpawars-blog.net/post-3064
絶対別のことやってるでしょ、であったり、夜の仕事やってるでしょ? https://nanpawars-blog.net/post-2434 というようなことも言われるようになった。
(これらのことは自分的に大きなターニングポイントとなった)
合コン上位企業の電○マンや、商○マン、外資系○融マンがなぜモテるかというと、
彼ら自体に魅力があることが多いからだ。
もともとモテる男性が入社したという要素ももちろんあるが、それ以上に入社してからイケイケになる男性も多い。
入社してイモかったのに、イケイケの先輩に連れ回されてガンガン合コンに参加させられて、
女性の前で喋らされ、何年も何年もイケてる同期と対女性の場数を重ねていくうちに、それ相応の場馴れした優秀な戦士に仕上がっていくのだ。
つまり誰もが通る道のように、彼らも実戦、現場で鍛え上げられて魅力的になっていくのだ。
だからこれらのようなモテ企業の男性は、その会社のステータスだけでモテているというわけではなく、
その会社にいることによって鍛えられ、モテ男になるように日々訓練を受けた結果として、
モテ男になったのでモテているという構図になるのだ。
(そのため上記のようなイケてる企業の中にも、不運にもそういう訓練を受けなかった(受けるような部署にいなかった)ため全然モテない男性も存在する)
つまり、モテる男性は結局どこかで場数を踏んだり、恋愛経験を蓄えたことでモテているということ。
肩書き「だけ」でモテる男性というのは、実はそんなに多くはなく、
そのような男性がいたとしてもお金をばらまいてデートモテしているだけであったりして、
セッ○スには全然ありつけていないというパターンが非常に多いということ。
(同様に派手な合コンはしていても、実際はお持ち帰りができていないパターンも散見される)
じゃあ、男性として魅力的で肩書が無い男性と、男性として魅力的かつ肩書のある男性、どちらがモテるんですか、
となれば、もちろん当然だがよりモテるのは後者だ。
もちろんそうだ。魅力的で、そして肩書もあればそれは完全に無双状態と言える。
誰もが羨む存在だし、誰もが成りたがる存在になる。
だが人生は有限であり、したがって時間リソース、金銭的リソース、体力その他モチベーションリソースも有限なのだ。
ではどうするかというと、リソースの適切な分配が求められることになる。
仕事を頑張って肩書リソースを高めていくことももちろん大事だ。
それをゼロにしてしまってはいけない。バランスが悪くなる。
ただし、仕事を頑張って職位を上げたり、転職して社名のグレードを上げたり、
節約して貯金を増やしたとしても、それだけではモテたりはしない。
同時に自分の男性としての魅力も高めていかなければらならない。
つまり肩書きアップに全リソースを費やし、経済ステータス全振り状態にしてはいけないということ。
バランスが大切だということ。
仕事ももちろん頑張るのだが、それと同時並行で自分の魅力を高める作業もしていかなければならないということ。
そして対女性に強くなる最も確実な方法は、多くの女性と対峙することだ。アポを組むことだ。
量から質へと転換して行くのだ。普通はこのルートが望ましい。
(最初から質を高めていって、そこから量を増やすというルートはあるかもしれないがあまり聞いたことがない)
仕事もこなしながら、ガンガン女性を口説いていくこと。
どちらかに偏りすぎないようにすること。
バランスを保ちながら、両方を底上げしていくことが大事。
さて一方で、知名度さえあれば無双できるんじゃないか、という意見がある。
例えばネットでのオフパコというルートがある。ネット上でアカウントを作り、
それを有名にして、有名なアカウントとセッ○スしたい女の子とDMをしてからアポってセッ○スするという方法だ。
実際にこの方法でやりまくっている男性を知っているし、
ネットで有名になると女性からメッセージが来ることも知っている。
(自分のツイッターアカウントはDMを解放しておらず、女性を一切フォローしていないので女性からDMが来ることはないが、こんなナンパアカウントですら女性からわざわざ連絡用のメールアドレスにメールが届く。もちろん会ったことも返信したことすらも一度もないが)
だがこの方法ですらも、会ってみてキモかったり、全然魅力がなかったりすると、
女性はがっかりしてしまうのだ。
もちろんイケてないアカウントだと分かった上で会おうと言ってくれる女性もいるが、
その女性がどんな女性か(美しいのか美しくないのか)は運に任せるしか無くなってしまう。
中身があまりにもネット上のイメージと異なり、さらにはオフで会っている時に女性が不快に思うようなことをすれば、
すぐに女性はそのことをネット上に公開する。
アカウントが有名であればあるほど炎上するリスクは高まるし、周囲の炎上好きな人がこぞって集まってくるので、下手をするとアカウントを消さなければならない事態に陥る。
一方で有名アカウントの中身がめちゃくちゃイケていて、中身の男性が非常に魅力的だった場合。
誰ひとりとして被害者は生まれない。
女性も大満足だし、そんな良い男性をわざわざ晒そうなんて思わない。
そんな女性からの評判も評判を呼び、どんどんアカウントに人が集まってくる。
引きずり降ろそうとか炎上させようとかで罠にはめられない限り、無双状態は続いていく。
結局この分野においても本人の魅力が非常に重要なのだ。
知名度さえあれば、有名になれさえすれば、という考えは間違いなのだ。
知名度があって有名でも本人の魅力がなければ無双はできないのだ。
一方で上記した通り、知名度がなくても本人の魅力があれば、
リアル社会でどんどんモテていく。
完全に引きこもっている場合は別だが、リアルな社会で生活していれば誰かしらと接点は生まれるし、
良い男がいればそれは噂になる。
女性から声がかかることもあるし、それがなくても男性から「合コンやるんだけど来ない?」と誘われる。
男も女も、常に魅力的な人を探しながら生活している。
なので営業活動をしなくても、魅力があれば何かしらの形で出会いというものが生まれてくるものなのだ。
繰り返しの結論。
肩書きはあった方が良い。
だが、こと恋愛・セッ○スに関しては、それだけがあったとしても無双はできない。
本人の魅力が必要になる。
一方で本人の魅力さえあれば、恋愛・セッ○スには大いにありつける。
もちろん両方あったほうがいいので、
有限な自己リソースをバランスよく自分の各ステータスに割り振っていくこと。
そのことについてしっかりと熟考すべきということ。
このような結論となる。
たびたび出てくる魅力、という言葉は何なのだ、わからん、という意見に対しては、
今後「男の魅力」についての言語化に挑戦する予定であるので少し待っていて欲しい。
コメント
こんばんは、身体にニキビがボツボツ出来てるんですけどいざS○Xする時に女性に引かれませんかね?
>g teckさん
いざセッ○スするところまでいければ、多少引かれたとしても全部が台無しになるようなことにはなりません。
別の問題として治療のために適切な医療機関へ受診されることをおすすめ致します。
チバ様の魅力の言語化楽しみにしています。ゆっくりじっくり書かれてください
>アルミさん
気負わず考えを熟成させていきます。