クリスマス前ナンパウィーク/弾丸即学生、準即表参道OL


プライベートも仕事も吐き戻しそうなくらいぐちゃぐちゃしてて、
楽しい年末とは言えない状況になってしまっている。


過去のあこがれの凄腕たちはこんな弱音は書いてこなかったかもしれないけれど、
分かっていながらそういうのも吐き出してしまう自分がいる。


常にかっこいいブログを書いていた先輩たちも、
弱音を吐き出したい時があったのだろうか。



で、12月に入ってからのこと。


アポは特別なもののみの最小限に抑えて、
できるだけ新規ストリートナンパをするように心がけた。


だが出撃できるのが23時以降なことが多くて。
自分の好きなソフトスペック高めのやまとなでしこ女子に遭遇できなくて。


そんな中の某日。
西武新宿エリアにてナンパしたJD。


チバ「帰りこっち(西武新宿線)方面?」

JD『んー違います』

チバ「JR?ならまだ時間あるね」

JD『少しなら』


ということで、瞬足で付近のキャッシュオンのバーに連れ出し。


甲信越地方出身のJD。
涼し気な目元。
白くて綺麗な肌。


こっちはもうゴリゴリの弾丸即モード。
肉食獣モード。
もちろんそれは心の中だけ。
ホットハートにクールブレイン。


だったのだが。
話していると、結構まとも。


受け答えもしっかりしてるし、
話し方も、語尾が変に上がったり、
なんとかみー、とか言わないし、
ウェイ感が一切感じられない。


手強い系か?と思ったが、話は弾む。
でもじっくりやってくには時間がなくて、
朝までコースは明日の仕事が辛いし、
もう時間も遅いので(前日あまり寝ていなかった)、
とにかくすぐに決めにかかろうとはしてみる。


さりげのない家打診。
奇跡。通る。


で、家イン。


冷蔵庫にスイーツを忍ばせておいたので、
それをふたりであーんして食べる。


流れでDキス。
そのままベッドへ。


即。



即のあともピロートークして、
一緒にシャワー浴びて一緒に寝て、
朝自分の出社とともに解散したのだけれど。


彼女からは、最初から最後まで変なマイナスポイントが見当たらなかった。
即系物件は、通常どこかにマイナスポイントがある。
それはスペックのどこかの部分にマイナスポイントがあったり、
性格のどこかにマイナスポイントがある場合が多い。


もっと言うと両親が離婚していたり、
家庭の事情で学校に行けなかったことだったり、
借金が家にあったり、あるいは本人が抱えている場合もある。


弾丸即を日常的にこなしていると、こういう境遇の子に当たる率が
日常生活をしている人と比べて高くなる。
それが即ナンパだし、闇の1つでもある。
(闇を覗きすぎるとこちらも闇に侵される)


だが、彼女からは一切そういう暗い部分が感じられなかった。
性にカジュアルな子なのかとも思ったが、
反応を見てもおおっぴろげという感じでもないし、
むしろ慣れていない部類に入る反応だった。


弾丸系の場合は一回きりが多いのだが、
正直彼女に興味を持ってしまっている。


いちおうラインは繋がってるが、こちらが予定を作ることが現状難しい。
突発的な方法で再度会いたいと思っている。


こういうパターンの場合、だいたいこちらが見限られてしまうのだけれども。



で、某日のアポ。


表参道の昼ナンパでラインゲットした案件の、大事な大事なアポ。
彼女はアラサーの某企業OLで、とにかく色気がすごい。


とにかく色気がすごい。
例えるなら愛人系。
橋本マ○ミとか、そういう系。
そして体もムッチリしている。


それが待ち合わせ場所にいて、
巻き髪して、赤いコート着て、
香水の匂いを振りまきながら隣を歩いてきたら、
もうテンションは昇天している。


で、こういうときのテクニックは心得ている。
心頭を滅却する。
なんともない。なんともない。なんともない、、


彼女の胸なんて見ないし、
コートを脱いでグラマラスな体型があらわになっても、
どうってことないような表情で飲み物のメニューを眺める。


こういうのは慣れてない人がやるとたしかにぎこちなくなる。
マンガのワンシーンみたいになるし、
そんなふうに気にしないフリをしているのを女性に見透かされて、
『ふふふ。可愛い』なんて言われてしまう。


だがなめないでほしい。
こちとらこの演技を9年間演じ続けている。
自分で言うのもなんだが、このたぐいの演技に関してはプロ級だと自分では思っている。
演劇のプロの芝居はまるで演技には見えない。
彼らは練習と実践でそれを手に入れている。


だとしたら自分だって負けてないはずだ。
こちとら日々実践を繰り返してきている。
そして日々辛辣なフィードバックを貰っている。
一切の遠慮のない。一切のヤラセなし。
今夜いけるか、いけないかという、
超シビアなジャッジを日々受けてるんだ。


なんて頭をフットウさせながら、
彼女と会話を進めていく。
彼女も少し緊張してるの、なんて言うけど、
まあ慣れてることはすぐ分かる。


ああ結構男とこうしてデートしてきたんだな、
ということがすぐ分かる。
一挙一動から。お酒の頼み方から。
際どい発言を仕掛けたときの反応から。
ああ、そういう感じね、と、過去の男性と比較してることだってすぐ分かる。


と、めちゃくちゃ構えながら挑んだアポだったが、
結果は非常にスムーズだった。


3軒目を経てから自宅へインして、
そのままノーグダで準即。


ようは彼女もやりたかったのだ。
ドキドキしたかったのだ。
刺激的な交わりをしたくて仕方なかったのだ。


だからこんなに決め込んできていたのだ。
赤のコート。巻き髪。香水。


派手なブラジャー。
Tバック。
そして完全に手入れされた無毛。


気合を入れていたのは彼女の方だ。
もったいぶっていたのは彼女の方。
えー、家にいくの?とか、
どうしよう、終電が過ぎちゃう、とか、
これ以上は飲みすぎちゃうからダメ、とか、
そんなこと言っておきながら、
楽しみにしていたのは全くもって彼女の方だ。


で、終わったら
『お泊りはしないの』
みたいなこと言って、夜中なのにわざわざ帰ろうとする。
(実際にタクシーで帰っていった)



港区女子という言葉が流行って、
いろいろ研究されてきたけれども。


昼の表参道を歩く表参道女子にも、
港区女子のような、はっきりと分かる傾向がそこにはある。


もちろん自分といういち個人の経験しかサンプルデータが無いから、
それだけで全体をくくろうなどという傍若無人なことはするつもりはないが。


どこまでも体裁を気にする、そういうお高い女子は存在する。
何よりも自分の自尊心、プライド、他人から見える自分というものを第一優先にする女性は存在する。


自分のような裏垢男子には、到底理解できない。







コメント

  1. アルミ より:

    チバさんが自分のことを裏垢男子と仰るのがなぜかは分かりませんがすごく意外でした
    いつもブログ楽しみにしています

  2. チバ より:

    >アルミさん
    ありがとうございます。
    表の世界で目立つより裏で楽しむ方が好きだということです。

  3. はす より:

    こういうパターンの場合、だいたいこちらが見限られるとありますが、それはなぜだとお考えですか?
    ボクも最近ガッツリいい感じになって、ゲットした女性がいました。反省してもほぼ完璧な振舞いだっと感じました。翌朝別れる時、なぜかもう会わない感じがしました。見事予想は当たりました。

    • チバ より:

      >はすさん
      相手の目的が一夜限りだった場合そうなることが多いです。
      我々の目的が一夜限りであり、それが覆ることが非常にまれなように。
      もちろん相手の魅力次第で目的が覆ることもありますが。