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眩しい笑顔の二人。
姉ギャルファッションのメアリーと夏希。
髪もメイクもネイルも完璧に決まっている。
ギャル仕様のセクシーなノースリーブ。
オフショルダー。
夢にまで見たこの瞬間。
ついに走り出す夏の夢。
レンタルした車に乗り込む。
冷やしてある車内。
厳選したイケてる音楽を流す。
ノリノリで飛ばしていく。
ここからはもう、夢への一直線。
のはずだが。
我々は緊張を高めていた。
一切気を抜いていなかった。
なぜならば。
一度LANを決めたからといって、
もう一度LANができることが確定しているわけではないからだ。
過去の失敗。血の涙。
それは、「好意の分散」の失敗によるLANの破綻。
1:1のペア、つまりつがいが2組できてしまい、
それ以外とは交わらなくなってしまう現象。
くるくるすら不可能になる場合もある最悪のパターン。
次に。ノリがLANに到達しないかもしれないこと。
LANができる理由というのは、飲んでるうちに場がカオスになって、
はちゃめちゃ状態でなし崩し的にLANになるというのがセオリー。
しかし、2度めに会うときは前回ほどカオスにはどうしても出来ない。
女性陣が冷静になっていたり、新鮮味が足りなくなったりして、
結局LANができるほどまで場をカオスにできなくなる。
そのために頓挫するパターンがある。
我々2人はこの二年半の間にこのパターンを何度も経験していた。
そのため今回、何度も電話ミーティングを重ねてきた。
そして今回採用する作戦の趣旨が決定した。
「初回と同じだと思って、戦略的にLANを狙いに行くこと」
つまり、「一度やってるんだから今回もできるっしょ!」というノリではなく、
やらせて、やらせて!というオヤジ的ノリでもなく。
徹頭徹尾、初回のごとく盛り上げていくこと。
はちゃめちゃに盛り上げて、LANを狙いに行くこと。
昼間はおとなしくしていて、夜のバーベキュー。
飲みが終わってから、
全力でLANを狙いに行くこと。
これを徹底することを誓い合った。
そのため非常に緊張していて。
車の席決めの際。
自分が運転席にいたのだが、それに気付いたメアリーが、
『私助手席ーー!』
と言いながら助手席に滑り込んできた。
瞬時に相棒とアイコンタクト。うなずく相棒。
「っしゃー、運転頑張るか!!」
さっと後部座席に座る自分。
「夏希おいでー!」と夏希の手を取り、後部座席で隣り合って座る。
急遽運転者を交代した。
事前に決めていたサインの通り。
ちょっと不満そうなメアリーをそのままに、盛り上げながら出発。
今回の分析では。
チバ、メアリー。
相棒、夏希
のペアに自然になってしまうと予想されていた。
だからこそ。
意識的にチバは夏希と。
そして相棒はメアリーとペアになるように心がけたのだ。
誰が誰を好きなのかを有耶無耶にするために。
好意を分散し、ペアの結束が強化されてしまうことを防ぐために。
分析に分析を重ねていた。
過去の失敗からの学びを、すべてここで活かそうと思っていた。
そしてここで活かせないと、
それらは完全に無駄だったと思うくらいに。
今回の旅行は絶対に成功させたかった。
*****
そんな我々の不安とは裏腹に、
道中はめちゃくちゃ盛り上がって。
イケてる音楽。
そして助手席のメアリーが4人の会話を回す。
回す回す。抜群に面白かった。
そしてびっくりするくらい、夏希が会話に入ってきた。
自分から喋っていた。
どちらかというと、彼女はちょっとシャイな性格だったのかもしれない。
前回とは打って変わって、自分からどんどん面白い話をしてきた。
それが少し嬉しかった。
メアリーの友達なので、おしゃべりではあるのかなと思ったが、
やはり素はおしゃべりな子のようだった。
うちとけてくれたのが嬉しかった。
で、途中パーキングで昼食をとって。
そして高速を降りて。下道をぐんぐん進む。
そして某県某所。
チェックイン時間ちょうど。
今回の宿泊施設に到着。
二年半越しの念願の、最終地点。
ボーナスステージの城。
メアリー&夏希『すっごーーーーい!!!!』
プライベートプール付きの、一棟貸し。
プールサイドにならぶデッキチェア。
空を見上げればカンカン照り、ピーカンの天気。
周りを見渡せば。
木に囲まれていて、確保されているプライバシー。
これはすごいな!
相棒を見た。
目と目を合わせ、うなずいた。
建物に入り、車に積んであった大量のお酒を冷蔵庫にしまいこむ。
夜はバーベキュー。買い出しは必要ない。
食材はすべて用意されており、プランに含まれている。
つまりこれから全員お酒を飲んでいいし、
というか、次の日のチェックアウトまで、
我々4人はずっとここにいる。
ここに居続ける。
「しゃーーー!!」
速攻で海パンに着替え、プールに飛び込む!
「ちょっとーー!」女子たちの声が遠くに聞こえる。
彼女たちも水着に着替える準備をしてる。
相棒とひとしきりプールではしゃぐ。
水が気持ちいい。
太陽がまぶしい。
そしてしばらくして。
遠目から見えた。
目をこする。
派手な水着のギャルが2人。
天使が2人。
『じゃーん!』
『いいでしょ、この水着!』
メアリーがおどけてポーズを決めて、
水着を見せつけてくる。
照れながらメアリーの後ろについてくる夏希。
抜群のスタイル。
決まりすぎ。
天使の水着。
本物の感動。
可愛くない子じゃない。
心から可愛いと思える女性二人。
その水着姿。
感動が止まらなかった。
プールでバレーを開始!
全員へたっぴだし、ミスだらけ。
でも楽しい。ワイワイして遊ぶ。
水しぶきが舞う。
抜群のスタイルの美女と。
プライベートプールで笑い合う。
最高だった。
しかし。
実は。
ブレーキは、踏みっぱなしだった。
本当は。
もっと色々したい。
抱きついたりしたい。
そして、どうせなら、
この場でしてしまいたい。
ムラムラはきていた。
だが、鉄の意志。鉄の掟。
我々が流した血の涙。
「今日は初回のごとく、戦略的にLANを狙うこと」
ここでオヤジ的なノリを出してはならない!
担当同士で、今イチャイチャしてはならないのだ。
夜までお預け。
お預けなのだ。
夜まではノータッチ。
夜に全力を出してLANに持ち込まなければいけないのだ。
休憩だと言ってプールから上がる相棒。
ふたりでボールではしゃぐメアリーと夏希。
彼女たちを見ながら、ひとり、歯がゆい表情の自分。
すると。プールサイドから。
変な声が聞こえる?
相棒?
プールサイドを見る。
デッキチェアの上に相棒が立っている。
立っていた。
そして、叫びだした。
「あああああああああああああ!!!!!」
「うああああああああああああああああ!!!!!」
!!!?!?
何だ??
叫び続ける相棒。
え!何何!?ととまどうメアリーと夏希。
構わず叫び続ける相棒。
「もうだめだああああーーーーー!!!」
「我慢できない!!」
「死ぬーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
顔を真赤にして叫びながら。
そして、脱ぎだした。おもむろに。
海パンを!
「もう無理いいいいいいい!!!!!!!!!!」
この光景は一生忘れることはできない。
プールの水の中から見上げる相棒。
まるでサイヤ人に変身する悟空のごとくポーズ。
しかし違うところは。全裸。
そして。
まさかの秘儀、チン出し。
with フルボッキ。
自分から見ると、ちょうど、フルボッキの先端が太陽の逆光やら反射やら何やらで、
光り輝いていて。
思わず見惚れてしまって。
「バシャーーーン!!!!!!」
気付いたら相棒が飛び込んできて!
そして、女子二人めがけてバタフライで突進!
『きゃああああーーー!!!』
突如始まった追いかけっこ。
ふざけんな何やってんだ!!
ここまで完璧にやってきたのに。
全力で、戦略的に。
作戦的にLANするんじゃなかったのか?
夜に完璧にLANを仕掛けるんじゃなかったのか!?
しかし。彼女たちを見た。
恐る恐る。
どうだ?
笑ってる!
そして、プールサイドでの追いかけっこ。
それから。突如女子たちに土下座する相棒。
「僕の夢を叶えて下さい!!!!!!」
内容を聞いたメアリーと夏希。
『バカじゃないの!?』
しかし。さらなる交渉の結果は。
まさかの。
OK。
デッキチェアに仰向けになる相棒。
『ほんっと、男ってバカだよね、、、』
ぶつくさ言うメアリー。
ほんとにやるのーー、と言いながらも、笑っている夏希。
始まった。
夢の。
夢の、美女ダブル。
同時フェラ。
美女ダブルフェラ。
しかも野外。
プールサイド。
凄まじい光景。
相棒。ああっー、と、
声にならない声が聞こえてくる。
プルプルと震える相棒。
「○○(チバ)ーーーーー!!!!」
突然自分に向かって叫びだした相棒。
何だー?と、プールの中から返事をする。
相棒は、ダブルをされたまま、
上体だけ起こしてガッツポーズを向けてきた。
「俺は!!」
「夢をっ」
「叶えたぞーーーーーーーー!!!」
その目からは、涙が見えた。
いや、わからない。プールの水滴だったかもしれない。
だけど、自分には涙に見えた。
ひとりの男の、夢が叶った瞬間に立ち会った。
その後。相棒が交代してくれて。
メアリーと夏希。ぶつくさ言いながらも、
照れながらも、上目遣いで丁寧に舐めてくれる2人。
思わず手で顔を覆ってしまった。
歴代で一番記憶に残るであろう、笛。
それは格別だった。
行為は自然に始まった。
自分は最初は夏希と。
相棒はメアリーと。
デッキチェア2つを隣同士近くに並べて。
最初は正常位で。
パラソルはずして。陽の光を浴びたくて。
それで、男がふたりともデッキチェアに仰向けになって。
その上にそれぞれメアリーと夏希が乗って。
同時騎乗位。
燦々と降り注ぐ真夏の太陽。
光を反射するプールの水面。
夏希の表情を見上げる。太陽が眩しくて逆光になる。
揺れる視界の中、目をつぶり声を殺す夏希が見える。
左を見る。メアリーが激しく動いている。
水着ははだけて、メアリーの左腕に絡まって今にも落ちそう。
その下で手で顔を覆っている相棒が見える。
夢は現実となっていった。
そして、その夢は。
さらに続いていく。
****
一旦LANをして落ち着いたためか、
夕食のバーベキューは本当に楽しくワイワイできた。
スパークリングを飲みながら、恋バナで盛り上がって。
過去のこんな男がいたとか、こんな恋愛があったとか。
メアリーも夏希も長い友人だし、自分と相棒も長い友人だったので。
2人の思い出を話すのも楽しかったし、彼女たちの話を聞くのも楽しかった。
そしてお腹いっぱいになって、酔いもだんだん落ち着いてきて。
チルな感じになってきたところで、当初の作戦を実行。
作戦というか、普通に電気を暗くして。
そしてキスをし合うだけ。
心地の良い音楽とともに、生々しいディープキスの音がこだまする。
そうして、LANへと突入。
前回できなかったこと。
ひとりを、ふたりで攻めることを実行した。
夏希に自分が挿入する。そして夏希は、必死に相棒のものを咥える。
メアリーは、動く自分の後ろからすっと抱きつき、自分の首筋にキスをする。
動き続ける自分。
耳元に、吐息を吹きかけてくるメアリー。
動きながら、振り向きながらメアリーとディープキスをする。
ユニゾンする4つの吐息。
この瞬間が一番好きだった。
心に落ち着きがあった。もう、昼にプールサイドでLANを実行していた。
ノルマを達成していた、という安心感が、さらなるリラックスと快感をもたらしてくれた。
AVみたいに同時にいきたいね、なんて相棒と事前に打ち合わせしていたけど、そんなに上手くはいかなかった。
結局タイミングが合わず別々になったが、それでも大満足だった。
****
疲れもあって、相棒はソファでうたた寝を始めて。
女子たちは、夜の準備だったり、お風呂で忙しくて。
自分もシャワーを浴びて、寝間着に着替えて。
部屋でスマホをいじっていた。
確かトイレに行った帰り。偶然メアリーと鉢合わせた。
少し、怒っているような表情だった。
すれ違いざまで小話をしていて、ちょっと考えて。
とあることを。
うーん、と思ったが、いいや、と思い直して。
言った。
「ちょっと散歩しない?」
うん。ちょっとまっててね。
と言い残して、
メアリーは女子の部屋に行った。
しばらくして戻ってきた。
『行こ』
ふたりで散歩をした。
『ねえ、あんたたちさ、4人でやるのが目的なの?』
グサっときた。
鋭いな、と思ったが、まあそう思って当然か、
なんてぐるぐる考えながら。
答えた。
「やだった?」
『嫌っていうか、あり得なくない?!』
『○○(チバ)と、XX(相棒)、いつもこんなことしてんの?』
「いや、初めてだよ」
本当だった。
旅行に行ってLANしたのは初めてだし、
こんな美女と何度もLANしたのも初めてだった。
『全部が慣れすぎててさ、ほんとびっくりしたよ』
ここから、本音トークが始まった。
正直、旅行に行くことは迷っていたこと。
あの晩(最初のLAN)はノリでしてしまったけれど、
もうああいうのするのはやめとこうね、ということは夏希と話し合っていたということ。
そしてもう一つ。
メアリーは、自分に対して好意を持っていたということ。
それは伝わってきていた。
明確な言葉や発言は無かった。
けれども。
なんとなしに、そう思ってるだろうとは思っていたし、
それを伝えようとしていることも何となく分かっていた。
『もう夏希として欲しくないんだよね』
「なんで?」
『何で?って、ほんっとバカなの!?』
『有り得ないから!私の友達だから』
「そうだよね」
「ごめん」
曖昧な返事。
どうするか考えた。
状況としては悪い状況。
担当が担当に惚れる状況。
このままだとLANが終わる。
相棒は?
相棒に確認を取りたかった。
相棒はどう考えてる?
まだLANがしたいか?
したいよな。
そりゃ。
ずっと挑戦し続けた夢だから。
旅行にいったら、夜だけじゃなくて朝も起き抜けにLANしたいって言ってたもんな。
そうだよな。
だから、俺がここで。
メアリーとペアになってLANを出来なくしたら、
怒るよな。
考えた。悩んだ。
でも、もう素直に言いたかった。
素直になりたかった。
本当は。本音では。
もう夏希とはしなくてもいい。
夏希とはしたくない。
メアリーを、悲しませるのなら。
夏希とじゃなくて。
メアリーとしたかった。
相棒、ごめん。
「もうしないよ」
『えっ?』
「もうしない。夏希とは」
『。。。』
「俺がしたいのは、メアリーだけだよ」
目が合う。
その刹那に。
瞬時に。抱き締めて。
キス。
キス。
ディープキス。
トロトロに溶けるまで。
長いディープキス。
一呼吸置いて。
荒い息遣いのメアリー。
『ほんとに?』
本当だよ、と告げて。
再度キス。
キスしながら。
ああ、相棒よ本当にごめんよ。
掟を破ってしまう。
担当とサシでセックスしてはいけないという掟。
これから破る。
すまん、相棒。
寝ているであろう相棒に、心で謝罪する。
さあそして、メアリーとのサシセックスの場所。
どこでしようか?
プールサイドでしたい!
すぐに答えは出てきた。
あそこがいい、あそこは最高じゃないか。
想い出になるだろう。
そう思って。
彼女の腰を抱きながら、一緒にプールサイドへと移動する。
プールサイドへの道。見えてきた目的地。
すると、「ん?」
何となく人影が見える。
だんだんと近くへ。
思わず笑った。
パンパンパン、、と。
音がする。
がっつり。
立ちバックで。
掟はなんのその。
相棒。
プールサイドで。
夏希とセックスしていた。
爆笑して崩れ落ちた。
なんなの?とメアリーが呆れるくらい。
大爆笑。
お腹を抱えて、笑い転げた。
掟なんて、どうでもよかった。
掟なんて、クソくらえだった。
やりたいことをする。
したいことを、したい子とする。
すればいい。
いつだって答えは単純だった。
結局、彼らの邪魔をしないよう、
相棒たちが見えるその場所でメアリーに挿入した。
相棒と夏希のセックスを見ながら。
バックで。
メアリーと激しく交わる。
生暖かい夜風。
草木の青い香り。
ふと空を見上げた。
雲ひとつない夜空。
満天の星空が、綺麗だった。
****
朝はみんなで朝食をとった。
眠い目をこすりながらの談笑。
昨日と変わらないノリ。
だが、昨日とは明確に違うことがひとつ。
完全にカップリングしていた。
相棒と夏希。自分とメアリー。
食事の時も隣同士。移動のときも恋人つなぎ。
LANの流れは完全に消え失せていた。
でもそれでよかった。
それ以上の充足感を感じていた。
朝食後。チェックアウト時間ギリギリまで、
各々のカップルでセックスを楽しんだ。
そして、名残惜しみながら。
帰路について。
夏の1ページ。
もう、終わり。
ついに、夢が終わる時が来て。
解散のとき。
そのまま夜も、メアリーが一緒にいたがっているのが分かっていた。
解散後、そのままうちに来たがっていることを分かっていた。
だけど。
普通に解散した。
ひとり帰路についた。
どうしてもひとりになりたくて。
ひとりで考えごとをしたくて。
余韻に浸りたかった。
この夢の出来事について。
ついにやった。
2年半。
頑張った。
結果は。
120点満点だった。
心から楽しかった。
とにかく楽しかった。
果てしなく、なによりも、
楽しかった。
そして、今回の件で確信したことがある。
青春は、自分で作るしかない。
自分で設定するしかない。
ゴールも、困難も。ストーリーも。
中高大のときは、待っていても青春が訪れた。
部活での厳しい練習。きつい上下関係。
でもそのきつさを上回るくらいの、部活の友達との楽しい思い出。
部活に入っていない人だっているだろう。でも、学校では様々なイベントが起こる。
中高時代は、何もかも新鮮にうつる。
友達と夜に渋谷にいくだけで青春になる。
片思いだけでも青春になる。
大学受験。大学入学。サークル、合宿、クラス合宿。
クラスのあの子に恋焦がれる。友達に相談する。
失恋。仲間との失恋ドライブ。
恋に悩んでる時に聞きまくったあのバンドのあの曲。
思い出のキャンパス。
待ってたって青春が訪れる。
だが、社会人になると。
青春は待っててもやってこない。
仕事が青春だという人もいる。
それは本当に素晴らしいことだ。
そうなれば誰もが幸せだろう。
だが、そういう人は滅多にいない。
そして、数年経てば自分の意志に関わらず、異動になったり転勤になったりする。
自分で作るしかないのだ。
ワクワクする出来事を。
心から欲しいものを追いかけるのだ。
喉から手が出るほど欲しいものを。
無理だと分かっていながら挑戦するのだ。
なぜならば。
困難こそ青春だから。
強い想いこそ青春だから。
今回。こんなに時間がかかるとは思っていなかった。
もっと早く達成できると思っていた。
でもそれで良かった、と心から思えている。
困難の分だけ達成感がある。これは真実だということ。
困難ばかりで、一生報われなかったらどうするんだ、
という意見があるかもしれない。
でもそれでもいいのだ。人間万事塞翁が馬。
報われない長い期間が、最後の最後で大どんでん返しにつながることもある。
そのおかげで小さな幸福に気付ける人になれることもある。
いちばん大切なこと。それは自分から青春を作りに行くこと。
青春を待たないこと。天に任せないこと。
自分から、勝ち取りにいくこと。
世界を、変えにいくんだ。
世界とは自分だ。
自分を通して見る世界だ。
家までの道で。
考えた。
このようなことを。
そして、回想が進むうちに。
色々思い出してしまって。
いろんなことを思い出してしまって。
モゾモゾ。
リトルがうずきだす。
すっと、ケータイを取り出す。
まだつながるかな。なんて気持ちで。
ライン通話。
発信。
メアリー。
誘う。
今からうち来ない?と。
『○○って、ホンットに自分勝手だよね』
怒られた。
だが、少し嬉しそうな色の声。
確かに自分勝手かもしれない。
反省はしている。
でも、後悔は。
全然していない。
今年の夏の、とある日の。
ひとつの夢が叶った出来事。
コメント
青春は自分で作るしかない、素晴らしい言葉ですね。
自分も人生を諦めずに努力します
ありがとうございます。何か人生の変わるきっかけになった気がします,
LANの話なのに、はずなのに
不思議と感動しました。。。
物事が何であれ全力で取り組む事が
こんなに不思議と感動を生む事に
改めて気付かされました。
初、中、後と大作を我々に魅せてくれて
チバさんありがとう!!!!
今まで見てきた記事もさることながら、今回のLANの3記事は胸が最高潮に高まりました。
美女をgetしたいとか今回みたいなLANしたいという夢はたぶん誰にでもあると思うけど、それを本気で実行しようと決意して、2年半もの間ボロボロに失敗しまくりながら挑戦し続けたお二人の困難は誰にも想像できないものだと思います。本当に本当に勇気づけられました。
パーーン!(勝利のHigh five)
おめでとうございます!
中身は単なるS合宿なんだけど、目標を設定することの大切さとその達成感を嬉しく楽しく共感しました!
いつも読ませていただいています。
本当に感動しました!
最後の青春あたりのコメント、胸が高まりました。
少し休憩している時間が長かったですが、また走り出します。
連れ出しすら満足にできないから
本当に羨ましい。
春は自分でつくるもの、勝ち取りにいくもの。
ちばさん、、最高です!!!!!
チバさん、カッコ良すぎます。
パスワード突破でき無事に読めました。
ヒントありがとうございました!
最高の青春をシェアしてくれてありがとうございます!
今まで読んだどんなブログよりもワクワクドキドキさせて頂きました(^^)
今年の夏は少し出遅れてしまったのでこれから青春を創り出します!!
青春のくだりは究極のアウトプットですね。
自らある種の突破を図らなければ本当の意味で人生を謳歌できない、素晴らしい気づきをもらえました。
逆に言えば何歳からでも青春は手に入る、そういう事なのでしょう。
青春は、自分で作るしかない。
素晴らしい言葉です。
自分のナンパ活動、人生における重要なモットーにしようと思います。
そして相棒の大切さ、素晴らしさも感じました。このレベルで切磋琢磨できてともに夢を追える相棒がいるというのは本当に嬉しいことですね。自分もよく一緒にやる相棒がいるので、そいつと青春を追いかけようと思いました。
チバさんがいつも以上にテンション高くブログを書いていることも感じられて楽しかったです。素晴らしいブログをありがとうございます。
皆様へ
自分でも三部作となる予定はなく、後編の描写は飛ばそうかと考えておりましたが、
前編、中編の際の皆様のコメントの勢いに負け、この度このようなパスワード記事による公開となりました。
皆様のコメントがいつも励みや楽しみになっております。ありがとうございます。
さらなる秘密の目標が、複数走っております。達成次第、またブログにしていきます。今後とも引き続き当ブログを宜しくお願いいたします。
チバ
小説を読んだような充実感です。
これからも応援しております。
最高の夏、おめでとうございます!
チャンスは掴み取ろうとしない限り訪れないと、改めて実感しました。
普通に感動した。
太陽の子以来の涙
なんか感動して鳥肌立ちました。
チバさんお疲れ様です。
これからも新しい青春を我々に見せてください。
気づいたら3部作全部見ていました。
特に「青春は、自分で作るしかない。自分で設定するしかない。ゴールも、困難も。ストーリーも。」は社会人2年目で日々の生活に味気なさを感じていた自分にとても響きました。
感動しました。
チバさんのブログに出会えた私は幸運です。
マタギさん
ありがとうございます。仕事も遊びも全力でいきましょう。