「ナンパは必ず繁華街でしなければならない」という呪縛/ナンパコラム#33 


さあナンパをしよう、と思い立ち、
自宅でシャワーを浴び、ヒゲを剃り、髪型をセットして、
ジャケットに着替えて繁華街へと向かう。


最寄りの駅まで歩き、ガタゴトと電車に揺られて、
電車を乗り継いで繁華街のある駅へ。


あるいは、仕事が終わり会社から出て、
会社の最寄り駅から繁華街のある駅へ。


駅からナンパスポットまで移動する。
人混みをかき分けついに着いた聖地。交差点。大通り。


すーっと息を吸い込んで、吐く。
よし!と気合いを入れて、さっそく周囲を見渡す。


お、いい案件!小走りで追いかけて、声掛け。
ちょっと話して断られる。


悔しい!でもあったまってきた。調子がいい。
さあどんどん行くぞ、スト高いないかな、、


なんてことを繰り返し2時間。
1連れ出し0即。3ラインゲット。


まあこんなもんか、、
あんまり可愛い子出会わなかったなー。
でもよく頑張った。


そうして駅まで向かい、電車に乗る。
エルゲした子へのラインをポチポチ打ちながら、
自分の最寄り駅へ。


最寄り駅のコンビニでちょっとした食事を買って、
歩いて自宅まで到着。



その間にすれちがった可愛い子は??



繁華街でナンパしたのは分かる。
しかし、繁華街まで行く往復の中で出会った女性は?


ナンパできる女性は皆無であったか?



「いや、自分の家の最寄り駅周辺ではナンパはしたくない」

「会社の最寄りでは絶対にナンパしない」



そういう意見もあると思う。
しかし乗り換えの際に可愛い子はいなかったか?



「繁華街でナンパするのは連れ出し先があるから。乗り換えの際に声掛けしても飲む場所が無い」


であればラインゲットで良いのではないか?



「ラインゲットなんていらない。即しか欲しくない。だから繁華街でしかナンパをしない」



素晴らしい。まさにスト師の鏡である。
ラインゲットなんて甘え。むしろ連絡先交換なんて不必要。
なぜなら瞬間で即るから。


その場合はやはり繁華街だろう。そして繁華街の深夜。
朝方でもいいし、水商売の時間に合わせてローラーするのが一番効率的だ。


しかしナンパをする男性のすべてがこれと同じ考えであるべきなのか?

それは本当のことなのか?



■準即スタイルの場合、ナンパは必ずしも繁華街でやらなければいけないわけではない


即のみを狙うナンパだけがしたいわけではない、という人は、
繁華街だけでナンパをすることにこだわる必要はないのである。


どこでだってしてもいいのである。
もちろんナンパに向いている場所と向いていない場所はある。


だが、多くの人が繁華街を目指してしまうのである。
もちろん初心者が最初に繁華街に行くのは正解だ。
なぜなら人がたくさんいるし、それによって人目が気にならなくなる。(人が多すぎる方がかえって人目が気にならなくなるなるものである)


他にナンパしている人がいるし、街の空気が『ナンパしていいよ』と言ってる感じがするからである。


しかし、それ以降も「繁華街だけでナンパをするべき」なのか?


そうではないのである。もちろん前述した通り即を狙うならば繁華街のほうが良い。
しかし即ではなく、準即や、あるいは彼女にしたいような子と「知り合う手段としてのナンパ」を目的としているのであれば、


わざわざ「繁華街だけ」をナンパスポットにするべき合理的理由というものはあるのだろうか。


どこでやってもいいのである。
少し外れたところでやっていいのである。


例えば新宿には、西口も南口もある。


高島屋のほうなんて、ほぼほぼブルーオーシャンだ。
これに気付いたのはなぜかというと、自分の実体験がもととなっている。


メルマガにはちょこちょこ書いてきたのだが、
自分は昔繁華街でトラブルに巻き込まれたことがある。


もうその繁華街で活動は不可能、というところまで追い込まれて、
引っ越しすら考えたほどだった。


けれどそもそも勤務地が新宿ということもあって、
そしてその頃はナンパが生きがいみたいになっていたこともあり、
さあどうしたものか、と考えた結果、編み出したのが繁華街以外の準即ナンパだった。


その当時は繁華街以外でナンパなんてしたことなかった。
恵比寿も銀座もナンパに行っていたが、ロータリーとか交差点のみでやっていた。


しかし、新宿のちょっと外れたところで声掛けをしていると、
意外と良い成果が出ていった。


結構ラインゲットできるのである。
もちろん最初は苦労した。
ノリっぽい声かけだとガンシカされるし、
なんとなくその後続かない。


自分が黒髪短髪、という出で立ちだからというのもあるが、
OL風、社会人風、きれいめお姉さん、という層を攻略したいと思った。


そこで生まれたのが運命トークだった。丁寧なナンパで、
堂々と口説いていくスタイルの声掛け。


これが繁華街外のナンパで結構ヒットした。
そしてそこで出会った子とは長期交際することが多かった。
一緒に温泉旅行とか行くようになってたし、一丁前にフラレて涙したりもしてた。

※7年前当時のブログ記事
恵比寿OLとの別れと決意表明
nanpawars-blog.net/18004156-2


この頃には繁華街トラブルから結構な時間が経ち、
当時のことを知っている人も街に居なくなっていたので、
ある程度自由にナンパできるようになっていたが、


それでも、自分の口説きたい層に合わせて場所をどんどん変えて、
自分なりのナンパスタイルを確立するようになれてきたのがこの頃だった。



■目的に合わせて、柔軟にナンパスタイルを変えていくべき


そんな感じで、この件が自分の中でのパラダイムシフトだった。
もちろん今でも繁華街即は大好きだ。
あんな高揚感は他にはないし、アドレナリンドーパミンの量がケタ違いだ。


でも、自分がしたいことは本当にそれなのか?
それだけなのか?


ナンパを志す人にはいろんな人がいる。
いろんな動機がある。
それなのに。
すべてのナンパ師は繁華街だけでのみナンパをすべきなのか?


そうではないのである。
色んな場所でやって良いのである。
もちろん移動中にやっていいし、買い物途中にナンパしていいのである。


究極可愛い子、美人な子がいればそこがナンパスポットなのである。
そこがナンパスポットであるべきなのである。
しかしそれができない。なぜなら「繁華街ではないから」


本当か?
それは本当のことなのか?


勇気を出して声をかけるべきなのである。


「繁華街じゃないところでナンパしたら相手がびっくりしちゃう」


どこで声をかけても基本女性はびっくりするものである。
もちろん繁華街じゃないところで声をかけて嫌がられることもあるだろうが、


繁華街じゃない普通の場所で声をかけられたからOKした、
という言葉は少なくとも自分は数え切れないくらい女性から貰ってきたし、


自分と関わる人からそういう感想を現在進行系で山のようにもらっている。


もちろん、だからといってNGな場所はある。
自分がおすすめしないのは誰もいない夜道の小道。


さすがにびっくりされるし、女性も助けを求めようにも誰も居ない。
できれば多少ひらけていて人がいる場所がいい。


それ以外は「公の場所以外の場所」
つまり誰かの敷地内。それらの場所はあまり目立ってやらないほうがいい。


例えば店ナンパとかは、デパートの敷地内であるので、
数回やる分には全然問題ないが、目をつけられたらちょっと厄介なことになる。


またこれは賛否分かれるが、駅構内とか電車内のナンパも自分はあまり推奨できない。
余裕でできるのだが、あそこは鉄道会社の敷地の中である。
何時間も居座って声かけ続けるのは自分はおすすめできない。
できれば駅周辺の公道、歩道が望ましい。

※新宿、渋谷、池袋の地下街などは、はっきり言って余裕だ。しかしローラーは自分は避ける。誰かの敷地内ということだけは頭に入れながら活動したほうがいいし、気を付けてほしい



■おわりに


自分のメンタルブロックを壊そう。


可愛い子がいればそこで声をかけるのが原則だ。
それを踏まえた上で、現実的な声掛けをしていこう。


何度も述べたが、繁華街でのナンパを全否定しているわけではない。
即をするには繁華街が絶対いい。
初心者が声掛けするにはまずは繁華街で洗礼を浴びたほうが絶対いい。


声掛けの数をこなすには繁華街でナンパをするほうが絶対にいい。
さてそれらをクリアした後は?
繁華街にこだわる必要は本当にあるのだろうか。


繁華街以外の場所でもナンパできたほうが良いのではないだろうか。
繁華街に行かない属性の女の子とも交流したほうが経験が増えるのではないだろうか。


実際、少し外れた場所でやると拍子抜けするくらい反応の良い子もいる。


もちろん繁華街以外の子が全員スレてないというわけではなく、
普通に普通にガンシカされる。
当然のことである。


なので「繁華街以外のナンパはイージーゲーム」となめてかかると、
はっきりいって痛い目にあう。


ナンパはナンパであって、ナンパとはガンシカだからである。
これは必ずセットになっている。ナンパという概念にガンシカは内包されている。


それを踏まえた上で、繁華街外のナンパに挑戦してみるのは悪い選択ではないのではないだろうか。
自分は奇しくもトラブルからそれをすることになったが、今では自分の代名詞みたいになっている。


人生面白いもので、そういうところから自分の特性が分かるものなのである。



ナンパは繁華街だけでやるという呪縛から開放されよう。
もっと自由に声掛けをしよう。


このアンダーグラウンドの世界。
意外に奥深い世界なのである。


短い人生なので思いっ切り楽しんでいこう。







コメント

  1. かず より:

    十年ほど前になりますが、横浜駅のキャッチスポットで
    ナンパを繰り返していたら、ヤカラにいきなり顔面を
    殴られた経験あります。

    キャッチスポットでのナンパは注意ですね。

    次の日から2週間マスク着用して、仕事した懐かしい思い出が。
    このご時世なら、マスクも自然ですがね。