ナンパコラム#9 ナンパの学び方と必要なマインド(引用:究極の鍛錬)


ナンパはスポーツだ、と誰かが言ったが、
それは概ね正解だという実感を持っている。


誰もが最初は初心者。
練習をすればどんどん上達していく。


上達が早い人もいれば遅い人もいるし、
すぐに上達したのに後半伸びなくなる人もいれば、
最初全然上達しなかったのに後半ぐっと伸びる人もいる。


才能がすべてだという人もいる。
身体的優位性がすべてだという人もいる。


トップ選手になれる人もいれば、
なれないで競技人生を終える人もいる。



ここまで読んで、
「ああ、自分はナンパのトップ選手になんてなれるはずもないし、もういいや」
と思わないで欲しい。


なぜならナンパのトップ選手(凄腕)は世間一般から見たらちょっとやりすぎな人で、
そこまでやる必要はないからだ。


年に100ゲットを10年とか、一年に300ゲットとか、
そんなことする人たちは普通に考えたらちょっとやりすぎなのだ。


週に一回、新規の女性をナンパしてゲットしたり、
気に入った女性と週替りでデートしたりお泊りしたり、


その程度でほとんどの男性が満足できるし、
実際生活のバランスもとても良くなる。


ナンパの世界はビジネスとは違い、
1位が全部総取り(ウィナー・テイク・オール)ではない。


男性のリトルの機能の問題から、
そういうことができない構造になっている。

(いくら最強の仕組みを作って年間5000人を落とせるようになっても、チ○○は一本しかなく、金○は二個しかないのである)


なので、凄腕に憧れるのは良いのだが、
実際に凄腕と同じ成果を出す(or出そうとする)必要は必ずしもないと思っている。


多くの人にとっては、
バランスよくナンパを社会人生活に取り入れるのが、
もっともコスパが良い状態であると思っている。



閑話休題。



本題について。


さてここで、ナンパの上達、


つまりナンパを学ぶ方法を学ぶという観点からは、
凄腕たちの上達法を学ぶことは非常に有意義になる。


凄腕たちがどのように凄腕になったかを知ることは、
自分のナンパの上達のスピードを早め、
間違った方法でどツボにハマることを未然に防いでくれる。


先程、ナンパはスポーツに似てると記載した。
つまり、スポーツ等の分野の上達法は、
ナンパに非常に当てはまりやすいということ。


上達に関する書籍として、
私がもっとも良いと思っている本は、

おすすめの順に、


1,ジョフ・コルヴァン「究極の鍛錬」

2,マシュー・サイド「非才」

3,ジョッシュ・ウェイツキン「習得への情熱」


が挙げられる。


(リンクは貼らないが、興味がある場合は検索して購入して欲しい。どれも読んで損に感じる本はないと断言できる)



とくにおすすめなのは究極の鍛錬であるが、
この本の原題は「才能は過大評価されている」というもので、


モーツァルトであったり、
タイガーウッズであったり、
その他チェスのチャンピオンであるなど、
歴史的にも偉業を達成してきたプレイヤーは、


その誰もが、才能というよりも、
ただただ多大な訓練、膨大な練習からその実力を手にした、
という内容が書かれている。





この内容の中でもっとも重要な部分を、
ナンパという分野に当てはめて考えてみた。


そしてナンパを学ぶ方法とは?
ナンパの究極の鍛錬とは?
必要なマインドとは。

その特徴とは。



結論から述べると、


声かけをし、結果を分析しPDCAサイクルを回すこと。
これを繰り返し続けること。


それは精神的につらいこと。


あまりおもしろい作業ではないこと。


それらを理解することが重要だということ。



まず、究極の鍛錬でももっとも重要なことは、
何度も繰り返すことである。


ナンパの場合、
ナンパの結果(つまりガンシカ、反応あり、立ち止め等、、)を、


なぜそうなったか?どうしたら成功したのか?
どうして失敗したのか?


を毎回考え、


「では、次はどうしたら成功させることができるのか?」


と、仮説を考え、次回それを実行する、、
ということ(PDCA)を繰り返すことだということである。


PDCAサイクルは何度も何度も回すことが重要なのだが、
幸運にも、ナンパはひと声ひと声でそれを実現できる。


練習試合の相手を探す必要もないし、いつでもどこでもできるので、
PDCAを回す最高の環境が用意されている。



次に、それは単純なことの繰り返しだということ。
おもしろくないということ。



優れた音楽家になるためには、
楽器の練習をすることが必要である。


とある研究者がイギリスで行った調査では、
「音楽エリート集団」と「そうでない集団」の差は、
たったひとつ『練習量』であり、


生徒が音楽的にどれだけ熟達できるかどうかの唯一の要因は、
それは「どれほど多く練習するか」だけだった、
という研究結果だった。



実感的にも、ナンパにも同じことが当てはまる。


凄腕は、やはり声掛けをしている数が尋常ではない。

どの凄腕も、最初の期間は、どっぷりハマるように
がっつりと活動する期間を作っている。


そして普段の声かけ数も多いが、
その累計の声掛け数は、もはや想像を絶するレベルになっている。


何年も、下手すると十年と数年、という長い年月、
ひたすらナンパをしている。
声をかけている。


ナンパの世界でも数年の差は大きい。
例えば中高の部活を思い出して貰うと、
一年生と三年生では、やはりかなり実力が異なってくる。


もちろん例外もあるが、小学校からずっとやってたりとか、
小中と○○をやってました、、という奴が高校の部活に入ってくると、
そうするとかなり強かったりする。


それは初心者の新入生に比べて、
既に数年以上の経験があるからだ。


ナンパにおいてもその差はかなり大きい。


もちろん、上達のスピードに差があることは事実だ。


事実、成長のスピードは、本人が持っている情報によってかなり変わる。


自分も多くのナンパブログからそれを学んできた。
たとえば、自分のこのブログは、いままでのことをずっと書き続けてきたので、
ぜひ自分のブログを読んでいただき、
なにか上達の方法を盗み取って貰えれば嬉しいし、


メールマガジンの大戦争マガジンでは、
上達の方法、具体的なトーク、テクニックなど、


普通にやるよりも上達スピードが何倍にも何十倍にもなるように、
そのための方法やテクニックをかなり力を入れて書いているつもりではある。


これらを参考にしてくれたらこの上なく嬉しい。



だが、最も大切なことは?


ナンパを学ぶ上で重要なことは?


それは、PDCAを高速で回すことではあるが、


それらが「つらく、単純で、つまらない」ということを自覚することになる。



誰だって辛かったりつまらないことはしたくない。


街で黙々と声を掛けるなんて辛いし、
やってられないし、
楽しくない。


どうせなら合流したいし、コンビで楽しい思いをしたい。


だが、最高の上達法とは。


実はそれ自体がつまらないものなのだ。


楽しいものばかりではないのだ。


確かにナンパをしていると楽しいことは起こる。


めっちゃロリ顔巨○の子と即日ゲットできることもあるし、
きれいなお姉さん2人と即日3Pみたいな奇跡も起こる。


一晩中セッ○○できるようなこともある。
風俗でやったらうん十万かかるようなことがタダでできることもあるし、
無料のキャバクラ、ソー○ランド状態を体験できることもある。


だが、それは一部なのだ。
上達中は、毎回は起こらない。


上達中はたまにしか起こらないのだ。


上達中は、ただただ黙々と声掛けをするのだ。


淡々と声をかけ、失敗し、
「どこが悪かったんだろ、、」と考え、反省し、


そしてまた声を掛ける。


そして帰宅し、寝て、
次の日仕事に行き、帰り際、
最寄りのターミナル駅で淡々と声を掛ける。


そして、「うーん、上手くいかないな、、」
「どうしてなんだろ」
「ここが悪いのかな、、」


と考え、うんうんと唸り、
腕を組みながら自宅へと帰る。


これが実態なのだ。
そして、これこそが最高の方法「究極の鍛錬」なのだ。



この自らPDCAサイクルを回す、という作業が本当に大切なのだ。
そしてそれが「つらい」「おもしろくない」という理由で
活動をやめてはいけない。


それらはそもそもつらくておもしろくないのだ。
そしてそれこそが「究極の鍛錬」であり、
まさに上達しているサインなのだ。



もちろん上達のスピードをアップする具体的な方法はある。
メルマガで解説しているが、
ナンパをステップに分解して、
それぞれのステップごとにやるべきことを定め、
それぞれ必要なスキルを習得していく、、


というやり方であったり、


公開しているPDF等、土台となるトーク例を持ち、
それを何度も使う、、などの方法を実践すると、


やみくもに街に出るよりは、全然上達速度は変わってくる。



だが、それは「上達速度」の問題なのだ。



何倍速、にはなるが、
最初が0だと、何も進まないのだ。


そして進む作業というのは、
そもそも「つらくて」「単純で」「つまらない」のだ。


だがこれこそが、
最も良い上達の方法、
「究極の鍛錬」
なのだ。



これを理解すると、多くの人がナンパで挫折してしまう最初の壁を
超えることが高い確率でできるようになる。


誰もが、楽をして上達をしたいともちろん思うのだが、


実は、上達をするための最も良い方法は
「つらくて」「おもしろくない」、


「つまらない作業の繰り返しである」ということを最初に理解できていると、


楽しくない!もう嫌だ!
と投げ出してしまうことが少なくなり、


『このつまらない繰り返しこそが、上達の証なんだな』


と理解でき、希望を持つことができ、
そして活動を継続することが出来るようになる。



既に出来ることを何度も繰り返してしまっても、
確かに楽なのだが、上達はしない。


つまり、上達とは、
今の自分ではできないことに、ちょっとずつ挑戦することであり、


出来なくて失敗することであり、
「なんで出来ないんだろう?」と悩むことであり、


「またやっても失敗するのかな?やだなあ」という気持ちを
毎回振り払う行為のことなのである。


この事実に目を背けてはいけない。
目を背けると、なかなか上達しない。


上記のような上達を早くする方法はあるが、
この負荷を完全にゼロにすることはできない。


どうしても避けられないものなのだ。



だからこそ、それを嫌がるのではなく、
それを上達の証拠だと思い受け入れること。


その負荷を味わい、前進している実感だと認識すること。


これらを乗り越えることで、
初めて、上記したようなラッキーな出来事、
興奮するような夢のような出来事が、


完全なビギナーズラックのランダム出現ではなく、
ある程度狙って起こすことができるようになったり、


より上達してくると、
アポを組めればだいたい50パーセントくらいで
ゲットができるようになったり、


一回出撃するとだいたい1ゲットできる、
くらいのレベルに到達できるようになる。


一度そうなれて、それ以上の2即とか、
年間150ゲット、とかを狙わないのであれば、


そのまま、コンフォートゾーンにとどまり、
楽しいナンパライフ、恋愛、女性関係を楽しむことが出来る。


だが、忘れてはならないのは、そこに至るまでは、


必ず「つまらない」「単純な」「繰り返しの作業」


が待ち受けていることを認識すること。


それらを避けようとするのではなく、
むしろ、そのつまらない作業こそが究極の鍛錬であり、
最高と言われる上達法である、
ということを理解すること。


このような学び方、マインドが、
壁を超えるために必要だということ。



自分も4年前、美女ナンパ企画を自分で始めて、
うんうんとうなるように毎日色々と試行錯誤をしてきた。


ゲット数がぐっと下がり、ナンパ師としてのプライドはズタズタになり、
アポに負け続け、失敗し、成果が出ない日々が続いた。


今となっては、ああやって苦しい作業をして、
本当に良かったと思っている。


そして、同時に、また同じような苦しい作業、
ステップアップを新たにしなくてはならないなと最近強く感じている。


負荷がこれからかかると思うと非常に億劫になる。


だが、やはり人生は達成感の連続であると自分は信じている。


達成感なき人生はつまらない。
達成感がないと、幸福は訪れない。
達成感なき幸せはありえない。


負荷と達成感、
辛さと幸福は、それぞれ互いにペアであり、
必要な要素なのだと思っているし、そう信じている。










2018年11月13日
「究極の鍛錬」をナンパに適応する際の、たった1つの注意点
nanpawars-blog.net/post-3273


コメント

  1. 植木鉢 より:

    チバ 様

    いつも楽しく拝見しております。
    人生で何を為すべきか。成功するためにはどんな行動が必要か。
    核心を突いた、本質に迫る内容で、今回も大変モチベーションが上がりました。
    私事ですが、高校からずっと英会話の勉強を続けております。NHKのラジオ英会話がお気に入りの教材ですが、その講師たちも、ラジオの向こうの生徒たちを励ます術に長けており
    「挫けそうになるのは、頑張っている証拠です」

    「英語上達のコツは3つあります。練習、練習、そして練習です」
    なんていう言葉を投げかけてくれました。
    ナンパを含め、何事にも努力が肝要ですね。
    今後のご活躍、ナンパライフの安寧を祈念しております。

  2. チバ より:

    >植木鉢さん
    練習、練習、練習の言葉はぐっときました。
    量か質ではなく、量と質を揃えることで最高が生まれると感じています。

  3. ナンパ師マシーン より:

    ブログ更新楽しみにしていました!

    自分も【究極の鍛錬】読みました!

    才能、の2文字のせいにして頑張らない人ほど僕はこの本を読むべきだと思います。

    僕はこの本を読んで、モチベーションがめちゃめちゃ上がりましたね!

    またの更新楽しみにしてます!

  4. チバ より:

    >マシーンさん
    ナンパ以外にも応用できるためおすすめです。
    頑張らなくてもよくなるというよりは、頑張っていることに自信が持てるようになるというたぐいの本ですが。

  5. UESG より:

    チバさま


    知性をくすぐられる教科書として、興味深くブログを読ませていただいています。

    論理的に女性の心理を分析するスタイルは、ナンパのみならず恋愛全てにおいて非常に勉強になり

    ます。


    今後とも応援しています。

  6. チバ より:

    >UESGさん
    コメントありがとうございます。これからも書いていきます。