オハラチオ






もう数年単位の長年のキプがいるのだが、
笛好きの女性がいる。


とにかく笛が好き。
最初に即ったときもやたら丁寧に笛してきたので、


「舐めるの好きなの?」と訊いたら「大好きです!!」
と即答してきて、これはやりおる、と思ってはいたのだが。


その後連打で連絡が来るのでちょくちょく直家していたのだが、
とにかく笛が好き。


すぐに笛。脱がしてきて笛。またがって笛。


で、笛してると濡れるらしく、前戯しようとしてもいらない、と言うし、
そのまま入れることになる。


いつもやってもらってばっかりで、それもなんとなく悪いと思うから、
笛されてる時にちょいちょい触ろうとするのだけれども、


ピシッ っとその手を叩かれる。
「集中させて」


で、もちろん気持ちいいのだが、ずっとされていると何だか手持ち無沙汰というか、
やることがなくなってくるので、


TVに接続したYouTubeのミュージックビデオとかを眺める習慣がついていたのだが、
時がたつにつれてだんだんそれがエスカレートした。


で、ついに映画を見るようになった。
映画見ながらずっと笛。


で、それからも会っていて、パソコンいじりながら笛されるようになった。
デスクトップパソコンの下に潜り込んでずっと笛をしている。


それでまあ、ここからはお察しだが、リモートワークの時代である。
彼女とは平日に会ったりもするから、まあつまり昼の時間もである。


ズポズポズポ。


そんな笛ライフが続いていて。


ある日夢が叶った。
それは何か?オハラチオである。


どこで知った単語かは完全に忘れてしまった。
知ってる人がいたら元ネタを教えて欲しい。


そういうものがあるということだけ記憶していた。


ようはいかがわしい漫画でありがちなやつである。
笛で起こされるやつ。
うーん、ムニャムニャ。ん、なんだか気持ちいいな…?あっ!
みたいなやつ。



それをされた。



自分は結構神経質な性格で。
女性が寝るまで寝ないし、女性が起きたら些細な物音でも起きない。


だから今まで一度も成立したことがなかった。
やってよ、なんて女の子に言ったことはあったけど、結局自分が起きてしまって。


その時は起きれなかった。


起きたら笛されていたのである。
その時の感触は、なんか変な感じだった。


なんというか、股間というか、下半身が熱いな、というか、
熱持った感じがするなあ、という感じ。


そういう夢を見ながら起きる、ということはなかったが、
悪い感じではなかった。というかなんとなく良かった。


「うお!」という感じで飛び起きて、それに気付いた彼女が
「んはんぉ~(おはよー)」みたいな感じで答える。


そしてそのままおっぱじめた。


普段よりボッキが固かった。



今回の件で我々が学ぶべき教訓は?
それは性の世界はワンダーランドだということ。


まだまだ奥深いということである。
瞬間恋愛が主体で一期一会ばかりを繰り返しては来たが。


深い関係の女性もたくさんいたが。やはり性はまだまだ奥深い。
相手を喜ばすこともそうだが、自分が喜ぶツボというものもまだまだ有り余るほどある。


セケエスに飽きる時がある。
なんだか単純で単調で流れ作業だよなと。


でもそうじゃない。そうしてしまっているのは自分のせい。
本当はそんなもんじゃない。奥が深い。探究すればするほどめくるめくワンダーランド。


まだまだ先まで続いているということ。
彼女はそれを教えてくれた。究極の笛好きの女性。


何よりも誰よりも、じつは彼女が快感を感じているのかもしれない。
彼女は常に悦びを感じている。


笛のあとのびっちょびちょ加減でそれが分かる。
彼女は自分の一歩先も二歩先もいっている。


このアンダーグラウンドの世界。
とんでもない裏の世界。


まだまだ道は続いていくのである。







コメント

  1. よう より:

    男の夢ですね!憧れます。
    その子も出会いはストナンですか?どんな属性の子に笛好きが多いとか経験則があればお聞きしたいです。

  2. チバ より:

    ようさん
    ストナンです。意外と地味っぽい子が笛好きな傾向はある気がします。