2020年はつらい年だった。
ハードな年だった。特に緊急事態宣言下。
完全に自宅隔離されている頃の状況は正直辛かった。
その頃は、コロナがそこまで毒性が強くないウイルスだということは分かっていなくて、
自分もあたふたしていて。
世界滅亡もあり得るという心構えで、完全防備体制を採用していた。
すでに完全リモートワークになってはいたが、夜中以外自宅から一切出なかった。
食事も備蓄品のみで済ませていた時期もあって。
宅配便の人と接触するときは息を止めるくらいの徹底ぶりだった。
生きる事が何より大切だと考えていたからだった。
そして問題なのはそれをパートナーたちに理解してもらうことで。
結論、どうしてもそれは叶わなかった。
コロナウイルスに対する温度差。自分があまりに徹底していたため、
疎遠になったり、きっぱりと別れる子もいた。
浅い関係の子だったらまだ良かった。
でも、残念なことに、自分としては深い関係だったと、
あるいは互いにしっかりとした絆があり、深いところでつながっていると思っていた子とトラブルになって。
この先もあり得る、という関係の子と、結構一方的な離別となり。
自信も失ったし、自分の意思決定の質に対しても懐疑的になって。
そんな状況で家も出れない。ストも出れない。
すぐ落ちる心の状況の中で、さらにふりかかる在宅のストレス。
とても落ち込んだ。
でも結果、自宅でがむしゃらに活動した。
在宅トレーニングをがっつり研究し実行できた。
結果一番良かったのは囚人トレーニング。
ダンベルも購入したが、囚人コンディショニング(Convict Conditioning)が一番しっくりきた。
自宅での自炊食事メニューが完全に定着した。
アボカド、そば、たまご、全部電子レンジで簡単調理できて、かつおいしいメニュー。
ぜいたくのさば缶。運動していたため自然とお酒は飲まなくなった。
食洗機、ルンバ、洗濯乾燥機。
部屋の大掃除。断捨離。模様替え。
自宅がどんどん快適になった。
沢山読書をした。本棚の読書を整理したり、苦手な本にトライしたり。
そして一番の有益だったアクティビティ。それは瞑想。
心の安定を取り戻す一番の活動。
短い瞑想。深くて長い瞑想。
心をコントロールできている実感を得ることができて。
こうしてがむしゃらに活動して。自宅隔離下でとても忙しい状況を作れた。
体重はそこまで変わらなかったが、確実に体脂肪が減った。
体がシャープになったと、はっきりと感じることができた。
これはステマでもなんでもないが、肌ツヤが本当に良くなったと思う。
それは多分だが、ずっと食べてるアボカドのおかげかと思っている。
できるだけ一日に半個、平均して3日に1個,あるいは1.5個ペースで食べるように意識しているが、
本当にそれだけのおかげかは分からないが、結果、12月現在、とてもいい状況をキープできている。
そして某月から、自分は活動を再開している。
以前よりは落ちているが、自分にとっての自然なナンパ活動を再開できている。
心躍るアポもあるし、この人と長く付き合っていきたい、と思う女性にも会えた。
色んなドラマが生まれた。このことは別の機会に出来事を書く予定だが、
この厳しい環境の中でもしっかりと活動に復帰できた。
コロナは正直大変だった。もちろん今も大変である。
自分にとってさらにつらかったのは失恋だった。失恋はもちろんつらいのは当たり前だが、
今回は同時多発的に様々な悪いことが重なった。
でも、それらが自分を強くしてくれた。
立ち直れる力をくれた。倒れても立ち上がる力の重要性。
そして具体的な方法、施策。
打ちのめされてそのままでいてもなんにも良いことがないこと。
感傷に浸っていても全く何も起こらないこと。
すぐ立ち上がるべきであること。すぐ何か行動を起こすべきだということ。
つらい出来事に感謝すべきだということ。
なぜならそれは自分を強くしてくれるから。
自分をより強く、強靭に、このとんでもない理不尽な世界で生き抜くタフさを与えてくれるから。
これからもつらい出来事や打ちのめされそうなことは沢山起こるだろう。
それでもタフに生きることが大事だということを、
しっかりと教えてくれたから。
これはどんなささいな良い知恵や教えよりも、今後自分を守ってくれる大きなギフトになる。
まだまだやりたいことがある。まだまだ人間関係で学ぶべきことがある。
自分が変われば付き合う女性が変わる実感を得ることができている。
もちろん、特に成長していないなと感じてるときでも、偶発的に、明らかに自分より格上の女性だな、という女性と付き合えたりできるときもある。
しかしそれは結果的には長く続かないことが多い。
それでも、その悔しい別れは結局自分を変えるのだ。
立ち直る力がありさえすれば。這い上がる力がありさえすれば。
失敗から学び、次にいかし、迅速に立ち上がる力があれば。
自分を強くしてくれてありがとうと、感謝できる力がありさえすれば。
強がりだと言われたらそれまでである。
実際に強がりだ。まだつらいことは多いし、思い出して悔しくて、眠れなくなることだってざらにある。
でも強がりだろうとなんだろうと、大事なのは立ち上がる速度だ。
打ちのめされてから立ち上がるまでのスピード。
立ち上がってから頑張って、行動するまでの時間。その復活速度。
これが何よりも何より大切だ。なぜなら人生では打ちのめされることばかりだからだ。
そのたびに1年、数年とへこんで落ち込んで、何も行動をしない時期があったとする。
そうなったら人生はすぐに終りを迎える。すぐに老いが自分を食い尽くす。
肉体的な老いじゃない。それは精神的な老いであり、精神的な寿命である。
すぐに立ち上がること。そしてすぐにトップスピードで集中力を取り戻すこと。
行動さえできていれば、強がりでもなんでもよくて。
泣きながらでも、体を動かして何かを出来ていればそれでいい。
こうやって思えたり、タフにさせてくれたのは、この苦難があったからであると。
つらいことが重なってくれたおかげであると。
そう感謝すること。
出来事を恨まず、憎まず、全部自分の血肉にしてやること。
こういう考えにさせてくれたこと。
つらいことにありがとうを言えるようになること。
そして実際に強くなること。
精神的な面で学んだことは、このようなことだと思う。
コメント
今年も一年間お疲れ様でした。
自分も今年は家族の大病(コロナではないですが)、仕事を退職、東京を離れ実家へ引っ越し、失恋、傷心中での次の仕事のための勉強、などなど、嫌になることだらけでしたが、間違いなく新宿ナンパ大戦争に活力と精神力を維持してもらっていました。誇張なしに、このブログのサイトを開かなかった日は1日もなかったくらいにです。
本当にありがとうございました。チバさんの来年のご活躍も楽しみにしております。
>かわずさん
お疲れ様でした。大変かとは思いますが、日々できる限りのことをし、前進のために魂を燃やしていきましょう。
来年もともに頑張りましょう。
随分と前からブログ拝読しております。私はまだ活動自粛中です。3月後半あたりからが勝負かなと思い、自分を磨く日々です。「つらいことが重なってくれたおかげである」本当にそうですね。振り替えれば、人生の岐路に立った時、このように考えて行動に移せた時はいずれ良い状態になっています。健康であることに感謝し前に進みます。