喫煙者のキャバ嬢/新宿k街ナンパ




金土日の夜のほとんどがアポで埋まるようになってしまい、
全然スト師っぽくない。


昼ストで出会える真面目系の女性とはたいていアポになるから、
昼ナンパ案件を回収しようとするとどうしてもこうなる。


一方でお水系とかバンギャ系とか、即系の学生とかはタイミング命になりがちだから即じゃないとリーチできなかったり、
弾丸じゃないと受け入れてくれなかったりする。


なのでやっぱり即狙いでガンガン街に出る時間は必要だし、
そうしないとどことなくギラギラ感が失われてまったりしてしまう。


静かで色気のある雰囲気だけよりも、裏に得体の知れないギラギラ感が見えている方が強い。
結局女性は、最終的にそういうダークなオスっぽさを好む。


どれだけ表面を取り繕っていても彼女たちは気付く。
偽装された紳士っぽさの影とか。
優しさの裏にある闇っぽい力とか。



で、某日。


k街の外れの方で回遊スト。
30分で3Lゲくらい。


繁華街のほうに戻ってる途中でマスクのお水っぽい子に声掛け。
立ち止めしておしゃべり。
スカウトと某カフェで情報交換してたとのこと。


チバ「この後予定無いの?」

キャ『ないわけじゃないけど』

チバ「一杯だけ飲み行こうよ」

キャ『この辺じゃやだ』

チバ「はずれにいいとこある」


で、サクッとタクシー移動でお気に入りのバーへ。
このときから距離近いし、なんとなくいける気はしていた。


で、おしゃべりがめっちゃはずんで、結局1.5Hくらい過ごしてしまう。
キャバ嬢のネタは面白い。お店に行って話す内容じゃなくて、こういう裏話が面白い。
特に同僚の悪口とか、噂とか、スタッフがどんな悪さしてるかとか、店長がヤバい人だとか。


向こうも自分が客とか店とかと無関係なことを知ってるので、話しやすいのだろう。
その気持ちはなんとなく分かる。
無関係だからこそ話せることは多い。そしてそれは楽しい。


その後は予定調和的に自宅へ。ノーグダ。
つつがなく即。


で、彼女がタバコを吸いたいと言う。


自分は一切タバコを吸わないのだが、女の子で吸う子がいたから、
その場合はベランダで吸ってもらっていた。


だが最近はベランダで吸っても、部屋に戻ってくるときにタバコのにおいが流れてくるので、
それもちょっと嫌だったのでベランダもタバコNGにしていた。


なので今回、その旨を伝えたら、別にそれくらいいいじゃん、と言う彼女。


瞬間、さっと思考がよぎる。
さっきまでこんなに仲良かったのに。あんなに会話が面白くて、おしゃべりが面白かったのに。


ここでさらに自分が拒否ることで、二人の仲はより険悪になるのか?


まあ、ぶっちゃけベランダで吸われる程度じゃにおいはそこまで気にならない。
大したことないじゃん、と言われたらそれまでのことだし、大事ではない。
それはよく分かる。


だが嫌か嫌じゃないかと言われたら、嫌だ。
これ、言ったらどうなる?


どうなるかな、と思いながら彼女に伝えた。ここでは無理だから、マンションのxx階に吸えるところがあるから、
どうしても吸いたかったらそこに行けば大丈夫、と。


彼女は、うーん、そこまでして吸いたいかって言うとそうでもないなー、なんて言いながら、
タバコをバッグに仕舞った。


その後の一瞬の沈黙。


これで仲が悪くなったわけじゃない。この後も普通に話したし、キスもしたし、夜中に彼女はタクシーで帰宅したけど、
大通りまで彼女をちゃんと見送った。


そうじゃなくて、これはグループの問題。


小学校とか、中学校とか、高校とか。
人が集まるところには、必ずグループができる。


基本的に、グループの中で友好関係は育まれる。
グループが違うと、もちろん仲良くはなるが、グループ内ほどは仲良くなりにくい。


これが悪いとか良いとかそういうのではなくて、人はこうなる、ということ。
そして大人になってもそういうものは自然発生的に生まれるし存在する。


タバコを吸う人は、タバコを吸う子と付き合ったりすることが多くなる。
歴代彼女が全員喫煙者とか、そういう人もいる。


吸わない人は、吸わない子と付き合ったりすることが多くなる。
もちろん例外なんて山ほどあるけど、なんとなく喫煙、非喫煙でくっつく傾向が存在する。


彼女とは話も合ったし、楽しかったし、いい感じになれたのだけれども、
最終的にあのベランダの件で二人はそれぞれ互いに断絶を感じてしまった。


自分は非喫煙者だけれども、喫煙者が嫌いという思いは一切ない。
ただ煙が好きではないだけで、吸う人間が嫌いなわけではない。


あのベランダの件で、ああ、と壁を感じてしまった。それは相手も同じ。
話とか、恋愛のこととか、いくらでも話を合わせることはできるし、話が合ってると思わせることは比較的できると(自意識過剰ながら)思っているのだけれども、


ああいう部分ではどうしても同化することができない。
つながった感じを生み出すことができない。


タバコ以外にもそういうものは結構ある。


普通にもっと仲良くなりたかったけど、どうしようもなくそうなれないことというのは結構ある。


ここで我慢したり、自分も吸えないタバコを吸ったりするのは違う。
それは自分を破滅に追い込むし、相手に対する失礼にもなりかねない行為だと認識している。


そうなってしまう人は多いし、自分もこの分野以外でそうしてしまうことは多々あるけれども、
できるだけそういうことは減らさないといけないし、減らさないと精神衛生上良くない。



コメント

  1. ケイアイ より:

    私もたばこの臭いが苦手です。正直喫煙者も苦手です。どんなに綺麗な方でも、したくなくなるくらいです(しますが)。
    以前から気になっていましたが、喫煙者を避ける、見極める事は、なかなか難しいですよね?
    よろしくお願い致します。

  2. チバ より:

    >ケイアイさん
    こればかりは運です。
    相性みたいなものですので、合わなければ次第に疎遠になるだけです。

    • ケイアイ より:

      ありがとうございます

      キスした時に、がっかりします笑

  3. まめお より:

    キャバ嬢ゲット羨ましいです。
    コツなどありますか?
    黒髪サラリーマンには無理でしょうか?

  4. チバ より:

    >まめおさん
    髪の色というよりは、全体的にギラついてたりオラついてたりするほうが有利ではあります。
    有利不利の問題なので、率は下がりますがゲットは出来ます。
    気分屋な子が多いので短期決戦で攻めるのが良いです。