クリスマスのナンパ等/量→質→絶対的満足度への推移



今日は飲まないと言っていた女性が、
顔を赤らめながらどうしよう、今日飲んじゃおうかな、なんて言うようになったり、


ガードが硬かった女性が、時間が経つにつれて肩を寄せてきたり、
首をこてん、と肩に預けてきたり、


そういう女性の変化とか、変遷とかがすごく好き。


女性は嘘つきじゃん!とか、ほれみたことか!、とか、
そういうネガティブなことを意見したいのではなく、


ただ、好みとしてそうやって変わっていくこと自体が好き。



某日


キープとの約束。
デートアポ。
デートアポ。



某日


完ソロで出撃。
ストリートナンパ。


午前中から昼にかけてキプとランチして、
その後帰宅して昼寝して、


美容院に行って、
自宅の掃除して、シャワー浴びて、
もう一回髪の毛セットして。


準備はばっちり。


街は大賑わい。


すごい熱気だった。
そしてすぐにそれがプレッシャーになる。
こんなに盛り上がった街で誰からも拒絶されたらどうしよう、なんて。


こんな弱気も、数回声掛けしたらすぐ吹っ飛んだけれども。


7声掛け目くらい。もこもこの白いファーコートのかわいい子を立ち止めして粘る。
女子会帰りだと言うので絶対いけると思ったが、結局ダメだった。
可愛さでいったらここ最近でナンバーワンだった。


多分15声掛け目くらい。
背が高くて、色白で、おっとりした感じの女性を立ち止め。
CanCamから飛び出てきたみたいな、雑誌まんまな格好の女の子。


運命トークで攻めていたら、えーそんなことってあるんですか!?みたいに、
口を手を抑えて笑う。
目が透き通るくらいに綺麗。
運命トークにも勢いが乗る。


とりあえず一杯、と誘うと、えー全然行きましょうよ、私今日予定ないんですよ。
私残念ですよね。えへへ。
なんて、少し自虐的に、でも可愛い感じに笑う。
この日は終始その笑い方が好きだった。


いつもの店でがっつりトーク開始。
二十代中盤。とある地方出身。
女性ばかりの職場。彼氏とは11月末に別れた。
前回の彼氏の話を訊いた。
相当なダメンズだった。


『私いつもダメンズと付き合っちゃうんですよ。友達にいつも怒られてます笑』


えーそうなんだ、そんなふうには全然みえないけどね。○○はxxって感じの男とかと付き合ってそう、、
と自動操縦的に言語を継続的に発音し続けながら、脳内では別のことを考えまくる。
ダメンズ好きの女性とは、自分は非常に相性がいい。
それが事実であることはひとまず置いておいてその原因は何なのだろう?
俺はダメンズであるということなのか。まあ確かに実際にやってることは世間とはずれているが、
しかし女性の前でダメンズっぽく振る舞うようなことはしていないはずだ。
ああ待てよちゃんと付き合わないからダメンズなのか。
世間一般的にはセクをしたら普通付き合うわけだから、それをしない男性はダメンズであるということなのか、、


村上直樹ばりに頭上にフキダシを浮かべまくる。


一方で不思議だった。
さっきまでギラギラしていた思考が、どんどんほんわかしてくる。
なごんでくる。


やたらと居心地が良かった。
その時はこれはなごみがうまく行っているサインだと思ってなんとも思わなかった。


で、3即くらいするには早めに仕掛けなければいけないのだけれども、
ちょっとそれには適さないような雰囲気になってしまっていた。


そもそもの会話内容が、折角のクリスマスなのに互いにこうして暇をつぶしてたなんて、
というところから出発し、
こうやっていきなり街で出会って飲むなんて、ほんとびっくりだよね、
みたいなストーリーになってるのに、


この後次のカラオケで弾丸即して、
じゃあ、と解散する、なんていうストーリーにどうしてもならない。


というか、自分もそういう風にしたくなかった。


さくさくと2軒目に進んで場を盛り上げていって、
そして2軒目でも飲んで、ほんとうに良い感じになって。


3軒目の誘いでちょっとおもしろいことをしてみた。


うちで飲もう、せっかくだからコンビニでケーキでも買ってクリスマス会やろう、
みたいに言ってOKを貰ったのだけれども、
ここで提案した。


ジャンケンして、負けた方の家でそれをやろう、と。


当然、えー、と彼女は言う。
だが不可能ではなかった。彼女の家は新宿から2駅くらいのところだったし、
タクシーで全然行ける距離だった。


問題はこちらの問題だった。
おいおいおい、と。
3即はどうなったのかと。
クリスマスに1即で終了するのかと。


可愛い子に最後に行きたい、というのであれば、
その前に弾丸を1回決めてからでも良かっただろうと。
弾丸2回狙ってから、終電間際に可愛い子とお泊りすればいいじゃないかと。


自宅で即ればすぐに新宿に戻れるけど、彼女の家に一度行ったら、
もう戻れなくなるじゃないかと。
ちなみにじゃんけんは純粋なじゃんけん。
こっちが負けるようなトリックがあるとか、そういうのは一切ない。
完全なギャンブル。


つまり相手の家にいけるかも分からないし、
うちになるかも分からない。
何の理論もテクニックもない、ただの博打。


で、そういう思考全部シカトして、
普通にじゃんけんする。
普通に勝っちゃう。


やだー!えー!どうしようー!と彼女は言うが、
もう今日は全部運命だから!
パルプンテだから!(意味は伝わらなかった)
とゴリ押しをする。


普通に彼女の家に行ってみたかった。


で、ここ(新宿)でケーキ買ってから(家に)行く?
それとも(家の)近くにコンビニある?
みたいなダブルバインドして、
とりあえずタクシーに乗ることにする。


タクシー内でのイチャイチャはグダ。
(この時若干焦った)


で、最寄りコンビニに行って、おつまみとかお酒とかケーキとか買って、
ほんとに来るの?ほんとに来るの??
掃除しなきゃ!掃除しなきゃ!を連呼する彼女とともに、
彼女の自宅にイン。


かわいらしい女性の部屋。


ひと通り鼻から息を吸い込んで味わってから、
彼女と一緒に場をセッティングする。


そして、ささやかな即席クリスマス会を開催する。


自分のセオリーでは、いつもあーんとともにDキス→即
の流れなのだが、この日はじっくり行きたかった。


じっくりおしゃべりを楽しむ。


で、ちょっとわざとだったけれども、
ふつうに泊めてモードで攻める。
やる素振りを全然見せずに。
泊まってもいいよね?で攻めていく。


男用のねまきがないから、彼女の昔のジャージを着てみてピチピチになったりとか(誰得)、
Tシャツをちょっと伸ばしちゃったりとか、わいわいする。


で、互いに別々にお風呂に入る。


そして一緒に寝る。


ここでやっと。


ロマンチックなキス。


キス。
キス。

キス。

Dキス。


時間をかける。
時間をかける。


ギンッギンになっていたが、
めちゃくちゃ時間をかけた。


そうして彼女と一夜を過ごした。








すごく満足度が高かった。

満足度が高かったし、すごく楽しかった。


朝の感じも凄く良かった。
二人で終始げらげら笑い合っていた。
もちろん今も冗談ばかりのラインを送り合っている。


相性、という言葉で片付けることは簡単にできる。
だが、今回は自分の中ではっきりとした意識の変遷が在った。



自分は量を追い求めていた。
つまり数を追っていた。


数こそが絶対だった。
月間何即したか。
年間何即したか。
一日に何即をしたか。


即の数が絶対的な価値だったし、
即の数が多い人が凄くて偉い世界だった。


そこから何年もかけて、質を追うようになった。
どれだけスト値が高いか。どれだけ美しいか。


美しさをすべてにして、とにかくどれだけ美しいかを
絶対的な基準として活動をした。


現在。それはほとんど変わっていない。
最上の美しさを今でも追い求めている。


だが、小さな変化は確実に起きている。


自分の中の、絶対的な満足度を求めるようになってきている。
この場合の「絶対」とは、相対と合わせて使う時の意味での絶対である。


つまり自分基準で、自分の中で、他人と比べることなく、
それがどうなのか、良いのか、悪いのか、楽しいのか、面白いのか、


そう判断することで。


つまり、絶対的な満足度。
自分が満足をしたのかどうか?
他人がどうこうということではなく、
自分だけの判断基準で、自分だけのジャッジで、
これはどうだったのか?と決めること。


今回はこの価値観を自然に採用していた。


以前はやはり相対がものを言っていた。
自分の中で、相対的なものは影響力が大きかった。


クリスマスなら、3即、4即して当たり前だろう。
有名なナンパブログなんだから、結果を出して当たり前だろう。


こういう意識は無意識の中にかなりあったと思う。


だが、今回はそれを完全無視した。
自分だけの楽しみを追求した。


そして、非常に高い満足度を得ることが出来た。



現在、ブログのアクセスは下げ止まったと言えるまで下がった。
あいかわらず検索流入は指名検索以外はない。


ツイッターからの流入は下がり切り、ほぼ底になった。
つぶやかなくなってからもう長いが、
ツイッター経由で来る人はまれにしか居なくなった。
つぶやかないせいで、チバさんは引退した、と言われるまでになった。
最近活動してないんじゃない、ということも言われている。
(そう思われることについてはどうも思わない。引退したことにしておいて全然良い)


つまりどうなったかというと、
このブログは完全に個人の日記になったということだ。


「影響力のあるブログなんだから云々、、」
「こんな有名なブログでxxなことを書いたら云々、、」


ということから、完全に無縁になったのだ。


つまりは何を書いても別に問題は無くなったし、
ここに来る人は好んで来る人以外は居なくなったので、
おなじ趣向の人たちしかいない空間が出来上がっている。


もともと個人のブログだろう、なに有名人気取りしてるんだ、
という意見もあると思うが、実はその通りなのだ。
多くの人に見られている、という勘違い意識が自分の中に実際にあったのだ。
そして、自意識も激しく、それに窮屈さを感じている自分が実際にいたのだ。


それが、無くなった。
そういうのから無縁になれたと感じた。


そう感じてから、意識がずいぶんと変わった。
自分の満足をどんどん追求するようになってきた。


確かに美女ナンパのような、非常に難しい山を登るには、
ある程度自分に負荷をかけなければならない。
そのときに第三者目線を取り入れるのは非常に有効だ。


これはまたコラムに書きたいと思うが、
ブログなどで宣言や告知をし、第三者目線を取り入れ
自分を追い込むというやり方は、
自分を成長させるために本当に有効だ。
これは数少ない、間違いなく成長をスピードアップさせることのできる実証された方法だ。


だが、自分は少しこれに縛られすぎていたのかもしれない。


今回。
クリスマスは1即だった。


昔の自分なら、ダサいと思うし、
昔から自分のブログを呼んでくれている人は、
ああ、チバさんもついに衰えてきたか、
と思う人もいると思う。


だが、満足度。
満足度という観点で見ると、
ここ最近、いや今年の中でも、
この日の出来事の満足度は非常に高かった。


本当に満足だったし、本当に楽しかった。
そしてまた彼女と遊べることが、本当に楽しみで仕方がない。


もちろん美女ナンパは続けていく。
もっともっと美しいハイレベルな女性に、
どんどんアプローチできる男性になっていきたい。
その思いは今も変わらない。


だが今回のような、絶対的な満足を追求する活動もありだと思った。
ありというか、今後も続けていきたいと思った。
追求し体験していきたいと思った。


数を追うこと。
それも非常に大事。


質を追うこと。
それも本当に大事。


だが、この2つだけではないということ。
自分の中の絶対的な満足、
これを基準にした活動もあるということ。
ありだということ。
そういう目標設定もOKだということ。


今回の件で、このようなことを思い、
そして痛感した。






某日


夜にキープのひとりとアポデート、
その後お泊り。



これで今年のクリスマスは終わり。







コメント

  1. S より:

    夜にキープと〜これで終わり。
    のところで鳥肌が立ちました。

  2. おぐしゅん より:

    アップ待ってました!クリスマスお疲れ様でした。
    いいですね、今回の1即はチバさんにとっての心の奥で求めているものの本質に近づいたのではないでしょうかね。
    俺も自分の中の本質に近づきたいです!それでは良いお年を!

  3. チバ より:

    >Sさん
    今年のクリスマスはかなりハードでした。

    >おぐしゅんさん
    素直に満足度が高かったです。お互いに良いお年を。

  4. ケト より:

    クリスマス記事ありがとうございます。自分はチバさんの思いのままに書かれた記事が好きです。

    クリスマスは終わりましたが年末年始と自分はストに出る予定です!良いお年を!

  5. チバ より:

    >ケトさん
    幸運を祈ります。良いお年を。