即系物件:学校の先生 壮大な賢者タイム


実際は準即だったのだが、
準即系物件: というタイトルがあまりにもしっくりこなかったため、この表記になったことを赦してほしい。


個人的に、「即系物件タイトル」が気に入ってしまっている。



で、某日のアポの話。


某華金を自由なストリートナンパにせず、
この人とのアポに設定した。


昼ストでLゲした二十代中盤の女性。
背が高く168センチほど。
すらっとした体型に可愛げのある丸顔。
でも高身長のせいでキュートよりビューティーというニュアンス。
そして学校の先生。


美人教師、というイメージに惹かれて
最高の日程にアポを設定し勝負を挑んだ。


で、いつもの新宿の店で
なごみを開始したわけなのだけれども。


確かに、美しい。
身のこなしもきれい。


箸の持ち方もすごくきれいで(教師、ということから自分の中で勝手に箸使いも上手いのでは、と失礼ながら決めつけていた。実際にきれいだった)、
全体的にとても上品な雰囲気。


会話もうまく弾むし、
恋愛遍歴もそこまで変な感じではない。


しかし、どうも違和感。
のれんに腕押し感。


この感じ、どこかで?
と、思考を巡らす。
すると

・即系物件 教師の娘 自信、受け身、絶対的な善悪


の教師の娘の女の子のことが思い出された。


どうも全体的に受け身な感じのする彼女。


もっと深掘りしてみよう、と思い、
話の流れで学校の先生になった理由を訊いてみる。


すると、大学で教員免許を取得したため、
その流れで、という答え。


教員免許が取れる学部に入った理由は、
特にそこまでなかった。
大学受験でそうなった、という感じ。


それ以降は、モンスターペアレンツの話だったり、
最近のとんでもない悪ガキの話で少し盛り上がって、
先生の話は終わり。


いつもの通りのトーク編成で
恋愛遍歴を引き出して、


同調して共感し、一体感を醸成し、
心の距離を縮めていき、


いつもの立ち飲みバーで
ボディタッチで場を盛り上げて、
手つなぎで自宅へ向かい、ゲット。


一緒にイチャイチャしながらお風呂入って、
ベッドの中でタブレットでグーグルマップ見て遊んで、
そのまま就寝。


次の日の早朝に解散したわけだけれども。



思ったこと。



本当に社会を変えたいと思うような人は、
教師にはいないのでは?



彼女を批判しているわけでは一切ない。
そもそも彼女は特に社会を変えたいなんて思うタイプではなかったし、
どちらかと言うと大人しく、安定志向で、
着実に実直に人生を生きていくタイプの女性。


話を聞く限り変な男性遍歴も無かった。
経験も少し遅めで、
長い彼氏がいることが多かった。


いまの職場でも口説かれ続けているが、既婚者ばかりで、
浮気や不倫はしたくないからその人達とは
絶対に深くかかわらないようにしている、というくらい
しっかりしたタイプの女性だった。
(今回はたまたまチバに当ってしまった)



彼女はおそらく良い先生で、
しっかりと生徒のことを想って対応するタイプだと思われる。
若干悪ガキ耐性がない感じがするが、
(たまに見かける、生徒に泣かされてしまう先生のイメージ)
それでも良い人柄だし、
それを慕ってくれる生徒は絶対に多いと思う。


だが、教育で社会を変える、というタイプでは間違いなく無い。


先生というと、それだけで
尊敬されるべき対象であると思う人は少なくない。


先生の言うことは聞きなさい、とか、
先生には逆らっちゃだめ、
先生なんだから尊敬しなきゃだめ、、など。


子供時代にそう言われて育った人は少なくないはず。



だが、本当にそうだろうか?

そんなに権限・権威のある人たちなのだろうか?



教育で社会を変えたいと思うならば、
いち教師をやるだけではあまりにも変えられる範囲が狭い。


勉強して国家一種を経て官僚になるか、
社会起業家として一旗揚げるほうが目的に対する手段としては適していると思うし、


何か専門的な技術、知識があるのであれば、
プロフェッショナルとして大学教員になればいいと思う。
好きな研究に没頭できるし、同時にそれを
生徒に教えて広めることができる。


本当に人に何かを教えたかったり、
社会を変えたかったり、
同じ思いを共有する多くの仲間をほしいと思うならば、
学校の先生をやらないで、
自ら私塾を作って活動したほうが自由度が高いと思う。


それゆえ、
意識の高い学校の先生、という存在は、
なんだかそれ自体が矛盾しているような気がしてならない。


職業で人を判断するのは良くないし、
職業に良し悪しも差もないけれども、


個人的な好みで言うと、
将来自分の美容院を持ちたいと言って
頑張ってる美容師の子とか、


アパレルが大好きで、
勉強して自分のブランドを作って
いつか109のビルに出店したい、
なんて言ってるアパレル勤務の子とかと
話している方が、


自分としては共感できるし、応援したくなるし、
もっともっとこの子と話していたいな、
と素直に思えるようになる。


もちろんたとえこれと言った目的がなくても、
周囲の期待に答えることとか、
コミュニティで貢献すること自体が大好きだという
子もいる。


OLでも、飲食でも、それらは問わずに
いまいる仲間のために何かしらの行動をして、
貢献していくこと自体に喜びを感じる子もいる。


そういう子もとても好きだし、
話してて、ああ、良い子だなあ、
好きだなあ、と思える。



でも、全部がなんとなくで、
意思決定の際の理由がほとんど

「○○だったから」
「xxしかなかったから」

という子の場合は、
あまり共感する感じにはなれないし、
身を乗り出して話を聞く、というふうにもなれない。



今回の子を批判するという趣旨ではない。
すごい良い子だったし、
全体的に楽しかったし、
満足のいく金曜日を過ごせたと思っている。


多分すぐに良い男性とお付き合いすると思うし、
一度付き合ったら長く付き合うんだろうな、
というところまで想像が容易にできる。




でも、こんなふうなことを考えてしまった。




壮大な賢者タイムなのかは知らないが。





グダグダ考える癖は、なんとかしたい。








コメント

  1. じん より:

    はじめまして。
    最近、チバさんのブログを知って毎回楽しく読ませてもらってます。

    自分はお酒が飲めないのでバーに誘えないのですが、変わりに使える場所やプランはありますでしょうか?
    アドバイス、よろしくお願いいたします。

    • チバ より:

      >じんさん
      お酒が飲めなくてもバーが良いです。
      フロリダ、シャーリーテンプルなど、ノンアルコールだと思われない格好いいノンアルコールカクテルがあります。

      私は疲れている時やお酒が飲みたくない時は、居酒屋などでもトニックウォーターを注文します。実際に飲むものよりその場の雰囲気や二人の距離などが大切ですので、暖色照明でカウンター・L字の席などの条件の揃った場所を選びましょう。
      また男性がアルコールを飲まなくても、思うほど女性は気にしません。

  2. サラリーマン より:

    育ちってすごく大事ですよね
    僕はその中でも自己肯定感っていうのが大切だと思います

    自分を肯定する力が弱いと、何かに依存してしまったり
    例えば宗教とか、悪いビジネスだとか騙されやすかったりします

    恥ずかしながらメンヘラの相手してて、誰にも肯定されたりしたことがない子で
    そういう風な結論に至りました

  3. チバ より:

    >サラリーマンさん
    自己肯定感は非常に大切です。
    人間であれば多かれ少なかれ必ず持っているからです。
    その度合を見抜くスキルがあるとあらゆる場面で役に立ちます。

  4. ダニエル より:

    チバさんの賢者タイム…きらいではありません笑むしろ、ファンです‼