某日の銀座ナンパ案件の回収を目論んだアポ。
某日の新宿。
ご多分に漏れずお姉さん案件なのだが、
銀座案件はたまにコリドー流れのスレた案件がいることがある。
基本はソロで1:1で声をかけるが、もともと二人組で遊んでた子たちが解散した直後に声掛けをする、、というケースもあり、
その辺はソートしきれていない。
ぶっちゃけそそれば何でもいい。
もちろん中身が良い女性がベストではあるが、正直そんなに数は多くない。
で、鉄板のコースで飲みアポ開始。
先日三十路のバースデーを会社のメンバーに祝ってもらったとのこと。
某企業の一般職。
まあギラギラしている。
ネイルも巻き髪もがっつり。
30にもなると完全に二極化する。
もう2人目生んでる子もいれば、結婚なんて考えず遊びまくってる子たちもいる。
当然男にも女にも好み趣味嗜好があるわけであって、
アウトドア派もいればインドア派もいて当然なわけであって。
つまり結婚派もいれば結婚しない派もいる。
一途派もいれば不特定多数派もいる。
「私達の合言葉、結婚は墓場だから」
「絶対墓場でしょ、だって、、、、」
周りの女子たちの話を聞かされる。
コロナ禍ですたれたクラブの話、それでも人でパンパンな某クラブの週末の話。
キープ彼氏がいる話。つまらない男の話。
口説いてくる男の話。チャラい何々ちゃんの話。
登場人物、目の前にしたら全員即れそう。
一度合コンしたいなんて考えもよぎる。
頃合い見て退店。どうかなー、いけるかな、と思ったが、
やはり肩と肩が触れあう。
判定法、なんて言うが(というかこの単語はもう既に死語なのか?いつの間にか、、)
正直単純だ。
一軒目出た時に肩と肩が触れ合うこと。
もうこれは『手をつないで』ってことなのである。
ダメなときはこうはならない。
肩と肩が遠いのである。
そういう場合は仕切り直しが必要だし、自分ならもう一軒挟む。
(あるいは完全に脈なしの場合は法隆寺する)
距離の近さは非常にわかりやすい即のバロメーターである。
もちろん距離が近いのに即れないケースも存在する。
それはどう見分けるか?
答えは相手との距離の変化。
最初は遠かったのに、飲み終わる頃には近くなっていること。
これが心の距離の可視化である。
女の子の中には最初から近い子もいる。
そういう子は最初っからベタベタ触ってくる。
そして時たまのこちらからの手つなぎやタッチを断る。
「チャラーイ」とか何とか言って。
とまあ、ベースの理論や法則はあるものの、
例外多数過ぎて断言や断定をすることがとても難しいが。
いちおう一定のルールやサインがこの世にあることは伝えたい。
閑話休題。
で、結局時間も遅めの集合だったのでそのままタクシー搬送。
自宅イン。
グダったが、まあ形式グダ。
自宅インしてからはそのまま押し倒しても良かったが、、
いちおうスマートに白ワイン用意してあげてムード出す。
正直これは自分のため。
もう勝利するな、と思って分かっているのだが、
もうワンステップ挟む。
横並びで画面見ながらワインを飲む。
肩と肩をすり合わせながら。
これがギンギンに○起する。
押し倒してもいいのに。押し倒せるのに。
有無を言わさずキスできるのに。
しない。
しない。
しないのである。
あえて。
ふともも触ったりして。
手をすっと握ったりして。
『えー』
とか彼女が照れくさそうに言って。
ああ、だめだ。
我慢できない。
ガブ。
準即。
で、泊まるってことになって化粧落とし買いに行く問題。
正直外出るの面倒だったので「あるよ」で解決。
うわーチャラいーみたいに言われるが無視。
ついでに歯ブラシも渡してあげる。
彼女は笑ってた。
でまあ、結婚感について話したりしたのだけれども。
自分も結婚したことがないので分からない。
一度結婚するかもというところまではいったことがある。
その時は強烈に結婚を意識した。
でも今は正直にわからない。
墓場なのか天国なのかも分からない。
彼女は墓場とは言うものの、どこか自分やその仲間たちを正当化させるために言っているように自分には聞こえた。
先輩方にヒアリングするとそんな大それたことではないという感じ。
天国でも地獄でもなく、生活だよ、という感じ。
自分はナンパ師という特殊な生き物に(気付いたら)なっていたので、
問題はそことの折り合いだろう。
というかナンパ師だから、というよりは、オスである男性全員に言えることである。
「このままたったひとりだけで人生を終えるという誓いをたてるのか?」
まあ難しい問題である。どうせ答えはない。
どんなもんかもどうなるかも分からない。
多分彼女もそんなところなんだろう。
強がってあんな事を言っているが、人生二回目ってわけじゃないのだし、
初めてだからよくわからないってのが本音だろう。
そんな男女が突き合って一晩過ごしているわけである。
まあ理屈でも論理でも倫理でもなんでもない行動である。
ところで、30超えたら面倒くさいみたいな論議もよく見るがそれは正解であろう。
20代前半の子との交わりではこんな思考すら頭をよぎらない。
ただ、自分は面倒くさい議論とか思考とかがフェティシズム的に好きなのである。
30女性が面倒くさいことは認めるがそれが嫌いであるという主張は自分の中には一切ない。
コメント
いつも楽しく拝見しております。
33歳で結婚し40歳で離婚、42歳で再婚しました。
再婚相手との出会いは、ナンパです(笑)
それも、会った瞬間に脳内に電流が走るほどの美女でした。
16歳下の北川景子そっくりな子と、結果的には結婚でき
現在幸せな生活をしておりますが、ナンパできない状況に
少々さみしさも感じたりします。
今後もご活躍期待しております。
(急に結婚なんてこともあるんでしょうね)