準即アポと本気モードの服装／新規の魔力と幸不幸

過去１０年で、一番慌ただしい１２月を過ごしている。

クリスマスの予定は完全に練り上げ確定した。
綿密な計算の元、なんとかバッティングが起こらないように組んだし、
他の子にもちゃんとした理由で代替日を設定し理由も説明した。

代替日だらけの長いクリスマス。

先日地獄イベント、と言ったが、自分でもここまで誠実にそれぞれと向き合うクリスマスは初めてなので、
さあ実際はどんな風になるのか、終わったあとどんな感想を持つのだろうかと、自分でも少し気になっている。

案外楽しかったりするのかもしれない。
自分のことは良くわからないものだから。

で、先日のこと。

彼女キプがいても、当然いままでやり続けているナンパ声掛けはやめられないので、
通常通り通勤帰りのながらナンパが行われることになる。

しかし、時間も余裕もないので、ラインゲットばかりになる。
ラインはたまるが、準即アポの時間がない。

するとどうなるかというと、よっぽどの可愛い子か、
よっぽどの食いつきの子以外はふるいにかけられていく。

それでもラインがたまっていく。
そして、準即アポ。

ふるいにふるいにかけられた、厳選に厳選を重ねたアポが生成される。

相手に相当な食いつきがないと会わないので、相手には食いつきが（こちらの判断で）ある。

するとどうなるか。

アポで現れたときの、相手の服装が、本気モードになる。

おしゃれになる。
上品になる。
気合が入っている。

それがまた美しい。

この季節、この雰囲気、そして気合の入った服。

テンションが上がる。テンションが上がった。
で、当然、食いつきマックスの子だったので、３軒目でタクシーで自宅連れ出し。

食いつきマックスからの、交差。

素晴らしいエンタテイメント。

キープ、彼女、などを次のステージと定め、色々と努力しているが。

新規の魔力、という言葉。これはやはりあまりにも強い。

もともと新規の魔力に取り憑かれているからナンパ師なんかやっているわけだけれども、
それに改めて気付かされる出来事。

この時期は地獄ではあるが、同時につかの間の天国も味わえる。

いやむしろ、辛いときほど小さな幸せを感じるように、
やはり幸不幸というものは絶対値的ではなく相対値が物を言い、
ただの落差の産物、極めて主観的なものなんだなという考えに至った。