即系物件:私たぶん、このまま会社辞めると思う



旧友とコンビのはずが、急遽キャンセル。


子供が熱出して、奥さんに飲みに行くなと言われたとのこと。
既婚者は本当に大変そうだと思う。


で、独身者の自分は当然のようにソロナンパに切り替え。
目を光らせながら周遊して回遊。
ちょくちょく声かけたり、ガンシカされたりLゲしたり。


で、駅方面にゆっくり歩く子がいたので声かけ。
すぐ立ち止まってくれた。
期待が高まる。



チバ「友達が来れなくなってさ!ひとりで飯食ってたんだけど、」

彼女『(笑)』

チバ「飲み帰り?」

彼女『さっきまで友達と飲んでました』



今年入社の新社会人子。
黒髪ぱっつん。


21時ごろからナンパするメリットはこういうところにある。
飲み帰りの子は、すでにテンションが高い。


それに飲み終わってるわけだから、その後は予定はないわけで。


即ナンパは、相手にある程度の時間がないと成立しない。
なのでこの時間帯は結構好き。
もちろん、19時ごろでも暇してる子はいるので、絶対というよりこれはひとつの傾向。


そもそもナンパは「傾向」を掴んでいくゲームではあるが。


閑話休題。


いつもの店に連れ出ししてトーク開始。


チバ「一緒にいた子は同僚なの?」

彼女『ううん、違う』

チバ「大学?」

彼女『うん、専門だけど』

チバ「へえ」

チバ「専門だったんだ」

彼女『○○』

チバ「へえー」

彼女『(友達)は別のとこで働いてる』

チバ「その(友達)ちゃんと比べて(仕事は)どうなの?」

彼女『え、最悪だよ』

チバ「マジ」

彼女『うん』


彼女『私たぶん、このまま(ゴールデンウィークで休んだまま)会社辞めると思う』



結構ひどい職場だった。職場というか、人間関係というか、労働環境というか。


いくら人手不足とはいえ、現代においてそんなにひどい職場なんてあるかと思ったが、
実際にはあるようだった。


普通なにかあったら人事とか、もっと言うと労働基準監督署とか、
助けてくれそうなところはありそうな気がするが、


実際の現場では、そんなの一切関係なく不当な労働を強いられていたり、
ひどい人間関係とか無理強い強制が行われているんだろうかと思った。


なんでそんなとこ入ったの、みたいなことをさり気なく訊いたら、
まあそこにもいろいろな事情があるわけで。


全体のシステムみたいなものがあるわけで。
ここらへんで、この話を訊くのは辞めた。
ネガティブな空気になるから。


ネガティブな空気は即の流れを作れない。
できるだけ「陽」の空気にしなければならない。


それにはやはり一番適した話題がある。
それは恋愛に関する話。
いつもどおり、こっちにグッと話題を逸らし、さっきの話を打ち消そうと努力する。


質問トーク。引き出し。


判定。


受け身。ドM。成り行き任せ。


即の流れが見えた。



2軒めに移動する最中に軽く腰を抱く。
えへへ、みたいに笑ってる。


この反応はいける、と思い、ここで一気に家打診開始!
すると微妙にグダ。
あーやった、焦ったからこれだよ、馬鹿したわ、、
と苦い顔になる。
でも彼女からの言葉
『家行ってもいいけど、泊めてくれる?』


もちろん、と秒で承諾。
じゃあコンビニ寄らないとね、歩いても行けるけど面倒だからタクシーで行こっか、、
なんてトークで大通りへ。


タクシー拾ってコンビニ。
買い物して自宅へ。
自宅イン。バタンチュー。


即。



分かってはいたが、まぐろだった。
ああやっぱり、とは思ったが、やっぱりだった。


やはりここにも傾向はある。



朝解散するまで結構話した。
もともと学校も不登校がちで、何かを続けることがあまり得意ではないと言っていた。


外見が良いから男は常に寄ってきてたけど、結局くずっぽい男を好きになっちゃうから、
あんまりいい恋愛はしてこなかった。


だいたいがくずっぽい男を片思いして終わり。
片思いって言っても一般的な片思いではない。


肉体関係を含む片思い。
(これも不思議な言葉ではあるが)


会社ほんとに辞めるの?と訊くと、
わかんない、と答える。


でも、なんかこのまま行かなそう、と言っていた。


なんとなくその気持は分かる気がした。
慣性の法則と言うか、そういうものはある。


調子が良い時はどんどん良い方向に進むが、
調子が悪い時、なんかもうどうでもいいや、という時は、
どんどんそういう方向に進んでいってしまう。


一度悪い方に進むと、どんどんそっちに進んで言ってしまう時がある。
悪い方に進んでいることは分かっているけど。


こっちじゃダメだってことはよく分かるんだけど、それでもずるずると進んでいってしまう。


春は期待が高まるし、誰もがテンション高くスタートするけれど、
それで全員がそのテンションを保てるかと言うと、そんなことはない。


全員が新しい場所に馴染めるわけではない。
馴染める人がいたり、多くのよい出会いがある一方、
そうでないことだって沢山あるしそういう人も大勢いる。


ナンパで出会う女の子だってそう。いつもいい子ばっかり即ってる訳なんて無い。


結構目を瞑りたくなるような現実の子だって沢山遭遇する。
自分はできるだけできるだけネガティブな子とは関係を持たないように努力しているけれども、
それでも全部を避けることなんてできない。


とにかく事実は、ネガティブな子と一緒にいるとこちらもネガティブになるということ。
これはナンパに限ったことではない。


職場でもそうだし、友人でもそう。


人との付き合うはとても大切なものだけど、
自分を防衛することは、時としてそれ以上に大切になる場合がある。







コメント

  1. かわず より:

    一緒にいた方がいい人とそうじゃない人ってありますよね。どんな人間といても自分を確立させておければいいけど、次第に周りに染まっていくというか。

  2. エリリック より:

    チバさんはホテルと家の使い分けどのようにされていますか?女の子によって変えているのであればチバさんの判断基準など教えていただきたいです。

  3. チバ より:

    >かわずさん
    大なり小なり周囲の影響を受けてしまうと思います。人間は社会動物なので。
    いい意味にも悪い意味にも。

    >エリリックさん
    私のナンパスポットは距離的にホテルやレンタが近いので、速攻で決めなければと思う時はホテルを使ったりします。あとは家を知られたくない場合です。
    リスカ跡がある子、明らかに病んでる子などは家に連れ出しません。

    • エリリック より:

      ありがとうございます。逆に家打診をしようと思うのはどのような子ですか?

      • チバ より:

        次回以降も会う確率が高い子などが多いです。そうでなくても、比較的常識がちゃんとしていたり、精神が安定してそうな子は家打診します。
        家連れだとタクシー代しかかからないというのも理由の1つです。