寂しがりやの美女ナース -美女ゲットナンパ6人目-


 
[寂しがりやの美女ナース -美女ゲットナンパ6人目-]



 



 
美女ナンパを意識し始めてから半年。
本格的に取り組んで1ヶ月半。
気付いたこと・分かってきたことがある。
例えば以下のようなことだ。
 

・美女の絶対数はとても少ない
・しかし、美女の存在率が高い場所は存在する
・美女はガンシカ率が特別高いというわけではない
・美女にも色々な種類の人がいる


 
まず前提として、美女の絶対数は少ない。
そうそうお目にかかれるものではない。
 

高校の時のクラスを思い浮かべて貰うと早いと思う。
美女といえる女の子は、だいたい1クラスに1人くらい。
つまり、15〜20人に1人程度だ。
確率でいうところ、5%。

 
100人いる中で、5人。
その他95人は美女として値しない女性ということになる。
そう考えると、美女獲得の競争が激化するのも頷ける。

 
ただ、それらの美女がごっそりまとまって存在する場所は、
間違いなく存在する。

 
例えば、美意識の高い女性が集まる場所として、
このような場所が候補として挙がる。
 

・アパレルショップ周辺
・デパートの化粧品売り場周辺
・ヘアサロン周辺

 
これらの場所には、前提として女性しかいない。
加えて、美意識の高い、外見レベルの高い女性の比率が高くなる。

 

そして、「美女はガンシカ率が特別高い」という仮説について。

 
ここ半年の経験しか根拠が無いため、
はっきりと断定は出来ないが。
 

現時点では、その仮説に対するチバの意見は、


 
「別にそんなことはない」


 
となっている。

 
可愛くない物件でもガンシカはされるし、
可愛い物件にもガンシカされる。

 
そもそもナンパ自体が、そういう確率論的な要素を含んでいる。
美女物件だから、ほぼ100%はガンシカになる、ということは全くない。

美女であろうとそうでなかろうと、
ガンシカされる時もあれば、そうでない時もある。


 
ただ、美女はその美貌ゆえ印象的なので、
ガンシカされた記憶が他の物件よりも残りやすいだけだ。
 

しっかり立ち止まって話し込んでくれる美女物件も、
ストリートには存在するのだ。
 

これらを総合して。
チバは、新宿でもキレイ目の物件が多いエリアで
積極的にナンパをしている。
 


エリア選びの基準は単純だ。
周辺に大きなデパートがあることだ。
その基準をクリアしたエリアの中でも、
お気に入りは新宿三丁目交差点であるが、
年末辺りから、新宿南口周辺も感触が良い事が判明し、
そのエリアにも足を伸ばしてナンパをしていた。
 


そして、最後に。
美女にも色々な種類の人がいることについては。
 


先日。実際に。


 
まざまざと、思い知らされることになった。


 
*********


 
とある平日。

 
21時頃だったであろうか。
新宿東南口の広場付近。
ワークの帰りにナンパをしていた時。

 
焦った様子で駅へと向かう、彼女の姿を発見した。
 

すぐに声をかけた。


 
チバ「急いでるね!」


 
駆け足で彼女に追いつき、横から声をかけた。

 
彼女『・・・』
チバ「これから仕事?仕事にしては時間遅くない?」
彼女『・・・』

 
最初の一言は残念ながらシカトだった。
だが、この程度で諦めるほど、
美女への執着のない男ではない。
粘るときはガッツリ粘る。

 

チバ「俺は仕事帰り。ほら、見て。スーツ着てるでしょ」
彼女『(チバの方をちらっと見る)』
チバ「(笑顔を返す)」


 
初めて、彼女がチバの方を見た。
少し、彼女の歩行スピードが緩んだ。
すかさず立ち止めを仕掛けた。
しかし振り払らわれた。
 


彼女『急いでるんです』
チバ「俺もだよ。こっちの方面ってことは大江戸線?一緒に行こ」
 

許諾トーク法が成立し、
新宿東南口から、大江戸線新宿駅まで、
並行トークで粘りに粘りまくった。
 

基本的にシカトだったが、
トークを聞いてはいる様子だったため、
一方的に、話しかけた理由とストーリーを語った。
 

だんだん彼女も自己開示をしてくれるようになった。
職業は看護師。
職場は新宿付近。
住みも新宿付近。
これから行くのは飲み会。
 

彼女の身長は160センチほどで、
暗めの茶髪にボブカット。
丸顔に、優しそうな目。
透き通るような白い肌。
スト値は3.9ほど。
コートを着ていても分かる胸の膨らみ。

 
絶対に逃したくない。
粘る粘る。


 
彼女『じゃあ、今後タイミングあったら、飲みましょ。』
 

大江戸線新宿駅の改札の前。
ギリギリのところで。

 
TEL番ゲットが成立した。
 

スト高で、しかもナース物件で、
加えて家が近いこともあり。

 
その時はめちゃくちゃテンションが上がっていた。


 
近い未来に起こるだろう、彼女のゲットを想像しながら
その日はナンパを切り上げて、
好きなラーメンをマシマシにして腹一杯食べたりして。
したり顔で帰宅した。
 



だが、そう都合よく事が進むはずがなくて。
 


その日すぐ送ったファーストメールを、2日間シカトされた。

 
3日目。返信が突然来て、しかも反応が良い感じの文面だったため、
テンションが上がったが、
数回ラリーをした後、5日間シカトされた。


 
シカト6日目に電話をいれたが、反応なし。

更に3日後のシカト9日目に、
突然メッセージが届き、
またラリーが始まる。


 
そして、またシカト。


 
全くペースをつかめない物件だった。


 
ここまで来ると、判定法を用いて
もう食いつきは無いと判断して、
チバは彼女をデッドリストに入れた。
 


 
しかし、とある日のワーク帰り、
ふと、彼女の事を思い出し、
軽い気持ちで電話をしてみることにした。

 
彼女とのやりとりの記憶を思い出しながら、
メッセージ履歴から彼女を探し出し、
通話ボタンを押す。
 


長いコール音を予想していた。

1コール目。
 


『もしもし・・?』


 
まさかの、1コール目で。
彼女は電話に出た。
 

戸惑いながらも、
今、何をしているのかを聞いた。

 
彼女は料理をしていると言う。

 
誰かといるのかと聞く。

 
誰ともいないと答える。


 
これから予定があるのかと聞く。

 
予定はないと答える。

 
もしや、と思い。
試しに。
思い切って。


 
チバは彼女に、ある提案をした。


 
あっさりと、それは受領された。


 
こうして、15分後に。


 
チバは、彼女の家に行くことになった。

 


*********

 
◆彼女宅


 
『狭い部屋で、ごめんねー』


 
彼女はそう言いながら、
チバを部屋に案内してくれた。
 


先ほどの電話では、チバは、彼女の料理が食べたいと提案した。
彼女はそれを二つ返事で受け入れてくれた。
 


彼女の住む、新宿のとあるマンションの一室は、
こじんまりとしていたが、
機能的で、女の子が住むには丁度良い物件という感じだった。


 
部屋のぱっと見の部屋の印象は、
まさに、女の子の部屋、という感じだった。
料理の匂いと、女の子独特の匂いが入り交じっていた。
この家庭的な雰囲気は好みだったので、表情がほころんだ。
 


ふと部屋の脇にあるベッドを見た。


 
ベッドの上には、大量のぬいぐるみが置いてあった。


 
思わず真顔になった。


 
連絡のつながりにくさ。

つながってからの急展開。

料理。

ぬいぐるみ。


 
嫌な予感がしてきた。

 
しかし、すぐに頭を切り替え、
現在の状況を整理するために、
美女ナンパスキームを確認した。
現在はどのステップ?
関係構築ステップ。
彼女の情報を引き出さなくては。
まずは、他愛もない話を展開する。
 

チバ「ここに住んでどのくらいなの?」
彼女『まだ一年たってないくらいだよ』


 
話を聞くと、彼女はもともと勤めている病院の寮に住んでいたが、
1年ほどでその寮を出て、寮からすぐ近くの
このマンションに引っ越してきたという。
 

彼女いわく、「色々と都合が悪かった」そうだ。

 
彼女のしゃべり方は、少し特徴的だった。
自分のことを、自分の名前で呼ぶ子だった。
 


彼女を見た。
彼女は、部屋着にしては少し可愛すぎるくらいの、
もこもこでカラフルなトレーナーを着ていて。
スタイルの良い彼女の体のラインがよく分かって。
下は同じくもこもこのショートパンツ。
さらにその下は、冬なのに、生足。

 
彼女の顔を見た。
彼女もこちらを見ていた。

 

関係構築もしていない。
性的興奮もさせていない。

 
それなのに。

 
完全に仕上がっている雰囲気だった。

 
クロージングしない理由はなかった。

 
彼女の腰を抱いた。
彼女が、首を預けてきた。


 
キス。

 
キス成立。

 
ギラ。

 
ノーグダ。


 
彼女の服を脱がす。

 
彼女の、20代前半の肌はハリがあって、
透き通るように白くて。

 
スタイルはこれ以上ないほど良くて。

 
まるで、夢のような準即だった。






 
そして、ここからが本番だった。



 
************
 

『朝まで一緒にいて』

 
明日の朝が早いことを理由に帰ろうとするチバを、
彼女は執拗に引きとめようとした。


 
じゃあもう少し、と妥協すると、
彼女は、お喋りを始めた。
お喋りと言っても、一方的だった。
しかも、内容は過去の重い話。
チバには、相づちが割り込む隙もないくらい、
一方的に、
延々と、延々と、彼女はお喋りをし続けた。
 


もう理解していた。


 
彼女は、地雷物件だった。

 
寂しがりやがかまってちゃんになり、
更に進化してメンヘラとなり、
最終形態であるストーカーの、一歩手前。

 
それが、地雷。


 
チバは、すでに地雷のスイッチを踏んでしまっている状態だった。
現在は、スイッチを踏んでから爆発するまでのタイムラグ状態といったところか?
それとも、小さな爆発が既に起こっている状態?
 


いずれにせよ、早くこの場から離れなければ。


 
地雷物件に当たった時のナンパ師の行動はたったひとつしか無い。
早期のフェードアウトだ。
どんなに彼女が可愛くても。
どんなに彼女とのエッチが気持ち良くても。
このルールだけは守らなければいけない。
 


チバは、惜しい気持ちを振り払って、彼女に告げた。

 
「ごめん。本当に、もう帰るよ」


 
優しく、しかし、少しきつい口調で、彼女に告げた。


 
彼女は、悲しそうな顔でチバを見て。
それから、目線をスマホに落として。
チバがまるでそこにいないかのように、
スマホを打ち始めた。


 
しばらくしても彼女がそのままなので、
チバは、俯いた彼女にさよならを告げて、
彼女の部屋を出た。


 
彼女は何の返事もしてこなかった。



 
帰宅途中。
スマホのスイッチを押した。





何の通知もなかった。
 



少しほっとした。
 
ふと、彼女がスマホをいじっていた理由を考えた。



 
他の男を呼んでいたのだと気付いた。


 

別れ際の彼女の俯いた顔が、ふと浮かんだ。





少し胸が痛くなった。
 



 
***********

―振り返り―
 
▶評価ポイント
①足の早い物件への粘りトーク
急ぎ足で駅へ向かう物件からナンバークローズすることが出来た。実際に物件に用事があり急いでいたとしても、堂々とした態度とはっきりとした声で声をかければ対応してくれる物件もいる。ゆっくり足の物件だけを狙うのではなく、自分が欲しているものは美女物件であるのならば、足が速くても、ゆっくり足でも、物件が美女であればすかさず声をかけるべきだ。

 
▶改善ポイント
①ナンバークローズ前の約束
メンテナンスは全く思い通りに行かず、完全に物件にペースを握られていた。ナンバークローズをする際に、仮でもいいので、電話をいつ掛けるか、いつメッセージを送るのか、しっかり返信をして欲しいという旨を告げ、約束を取り付けるべきだ。その時点でないがしろでにされた場合は、それまでの和みが上手く言っていない証拠になる上、その後のメンテナンスステップですんなりとアポが取れるようにはならない。どんなに物件に時間がなくても、いつ連絡をするかは伝えておくべきだった。





 
彼女は極度の寂しがり屋だった。
多分、自分で自分を肯定する力が弱いのだろう。
自分で自分の心を満たせないから、
他人に心を満たしてもらおうとしようとする。
しかし、心は他人によって満たされることは絶対にない。
そのため、常に満たされない状態が続くことになる。
 

今までの経験で、こういう物件に沢山出会ってきた。
地雷物件は、傾向としてすぐにやらせてくれる上に、
エッチがうまい。

料理もうまい傾向にもあるため、食欲も満たされる。
それゆえ、自分も過去に、このような子を彼女にしたこともある。
 


しかし、その結果は、
見るも無残な、どろどろの結末が待っていた。


 
自分で自分の寂しさを埋められない人は、
周りの人間を全員不幸にする。

 
自分は、今までの経験から、そんな学びを得た。







 
ナンパの凄腕全員に共通する特徴をご存知だろうか?

 
彼らは、「ゲット技術」が一流であると同時に、
「捨てる技術」も一流だということである。

 
フェードアウトする技術。
物件とのトラブルを避ける技術。
そもそもあぶない物件に声をかけないよう、
外部情報からそれを見極める技術。

 
これらがずば抜けているのである。


 
だからこそ、トラブルに遭遇せず、
長い間ナンパを続け、
新規を獲得し続けることが出来ているのだ。
 


ナースの彼女はとても可愛かった。
エッチも最高クラスだった。


 
しかし、キープすると絶対に火傷する物件であることは、
間違いなかった。


 
全身の細胞が「惜しい」と叫んでいるが、
それよりも、自分は、このナンパ師としての生活を
もっと続けていきたいと思っている。



 
ここでぐっと我慢ができるかどうかが、
自分のナンパ師としての寿命を決めるポイントだと、
そう考えている。
 

 





 
今回の戦果:1準即
進捗:5ゲット/10ゲット 残り5ゲット
 




◆ツイッターアカウントを開設しました。
https://twitter.com/nanpawars
https://twitter.com/chiba_gqn


ナンパに有益なツイートをつぶやいています!



・7人目 バツ2の丸の内OL


コメント

  1. バン より:

    やりまくってますね

  2. チバ より:

    >バンさん
    まだまだです。精進します。

  3. ミスター より:

    チバさん、はじめまして。

    ブログ楽しく拝見しています。

    早速ですが、チバさんは1軒目隣り合わせのバー、2軒目立ち飲みの店、3軒目自宅と言うパターンが多いようですが、隣り合わせのバーや立ち飲みの店で実際に使ってるところ、もしくはお薦めのお店を差し支えなければ紹介してください。
    ちなみにコストパフォーマンスはどの位でしょうか?

  4. チバ より:

    >ミスターさん
    こんにちは。実際に使っている店はブログでは公開しにくいので、機会があればメルマガで紹介しようと思います。
    コスパは一軒目2〜3000円、二軒目1000円程度です。相手の年齢にもよりますが、お金は出してもらうスタンスです。参考になれば。

  5. 猫好き より:

    asapenさんのメルマガから来ました。
    すごく読みやすくて面白いです。

    美女ゲット、羨ましいです。
    (少々厄介なメンタリティの方のようでしたが)
    私自身は、ナンパは2年前くらいにちょろっとやった程度ですが。
    でも、再開してみようかなあ。

  6. チバ より:

    >猫好きさん
    ありがとうございます。
    一度やったことがあるなら、初めてやるよりハードルが低いので、ぜひ再開されることをオススメします!ぜひ美女狙っていきましょう!

  7. BOB より:

    地雷物件の記事、
    以前読んだときはそんなこともあるのかな…
    程度で思っていました。

    しかし、彼女化した案件が、実は地雷案件で、ふと以前読んだこの記事を思い出しました(笑)

    私も、ドロドロとした付き合いで消耗しました。最終的には時期を見計らい、ベストなタイミングでフェードアウトができました。

    『捨てる技術、フェードアウトする技術』
    危険予測も含めて、凄く大切な事だと実感しています。