休日 渋谷コンビナンパ 私大歯科医のお嬢様


某休日


久々に会う仲間のAが
東京にステイするとのことで、
コンビナンパ。


渋谷に宿取ってもらって、
時間も確保してもらって、
で、22時からナンパ開始。


ずっと大雨だったけど、夜は止んでくれていい感じ。
いつも通り目立つ場所は避けて、
センター街付近の路地をぐるぐる回遊する
回遊魚スタイルでガンガン声掛け。


で、連れ出しできそうな雰囲気のある二人組は
多いのだけれども、
セパレートでゲットとか、
交換ゲットくらいしか見込めないのばかりで。


この日は互いに予定キャンセルしてまで
確保した休日の夜だったから、
どうしても派手な大乱戦がしたくて。


そうやって物件しぼっていったら、
あれよあれよと言う間に0時に突入。


で、やっとそれっぽい二人組見つけて
店連れ出し。


軽く飲みながらなごみ。
看護系の二人組。
23才の子たち。


しかし、これからクラブ行くってことで、
それを崩せず放流。
期待感の運用できず。
つまり俺らの魅力はクラブの魅力に負けたということ。


なんだかすごいプライド傷つけられた感じがして、
燃え盛ってきて、
全力ダッシュでガチナンしまくりたい気分にかられる。


しかし、冷静に考えると、
この時間帯に街でクラブ待ちしてる女の子は、
そもそもクラブに行きたいのであって、


その期待感がマックスの0−1時台に
わざわざ攻略しなくても、
クラブへの期待感が勝手に下る2−3時ごろに
ナンパして連れ出してしまえばいいだけのこと。


そう思って気を静めて、
Aも疲れてきてしまっていたので、
「松屋でも行くか」
ってことで休憩しに松屋へ向かおうとすると、
目の前にいい感じの二人組がスタスタ歩いてる。


で、勢い良く思いっきりナンパして、
立ち止め。


22才の若いアパレル系2人組。
これからクラブ行くから無理、
とか言われたけど、


そのクラブ最近全然盛り上がってないよとか、
ぶっちゃけまだピークタイムじゃ全然ないし、
いまから入っても疲れるだけだよ、

とか。


絶対俺らと飲んだほうが面白いし、
もし俺らと飲んでつまらなかったら
予定通りクラブ行けばいいわけだから、
全然リスクないじゃん。

とか。


俺らと飲んで楽しんでから、
ちょうどクラブのピークタイムに
クラブ入って楽しむのが一番いいじゃん、

とか。


ガチ粘り。


で、了承得て、
騒がしいバーで飲みながら
めっちゃ盛り上げ。
鬼のなごみ。


一杯ずつ飲んだあたりで、
「うるさすぎるし、もっと静かなとこ行こう」

って言って退店。


で、ここで勝負。
Aの泊まってるホテル連れ出し。

怒涛のトーク。

私達クラブ行くなんて言わせない。

鬼なごみ。
鬼盛り上げ。

タクシーイン。

ホテルイン。


ホテルでゲームして。

グダグダ。

しかしここで意地の粘り。
執念。

片方を陥落!


で、なし崩し的に。
大乱闘。


がっつり。


私達結構真面目よ?

と15分前まで言っていたけど。


蓋を開ければふたりともノリノリ。

あれは自分達に言い聞かせていたパターンか。



で、大満足したあと、

「そろそろクラブのピークタイムじゃん」
ってことで解散の音頭を取り仕切る。

Aと二人で紳士的に見送ってあげる。


健全に放流。


ここで時刻は2:30。


さあもう一丁!
と意気込んでたら、相方Aから悲鳴。
もう無理だから寝かせてくれと。


というわけでAのホテルを後にしてソロで渋谷の街に降り立つ。


この時間の渋谷ソロは久しぶり。

スクランブル付近を一般人風にソロで
歩き回るが、ソロ物件はあまりいないし、

いてもガチガチに警戒しているパターンが多い。


しまいには、
女の子の数よりスト師とか、キャッチとか、
スケートしている輩とかのほうが
断然多くなる始末。


ふむ、と思い作戦変更。


仕事終わって店から出て来るパターンや、
友達と解散してひとりになったパターンを狙う。


裏路地をぐるぐる。


で、タクシー探してる背の高い女の子発見。

声かけると、さっきまで友達と飲んでたとのこと。


家の位置聞いたら、まじで北関東。
ここからタクシー!?
だったら始発まで俺と居て、それで
電車で帰ろうよ、と提案したら、
あっさり却下。


だったら、
一緒に飲んで、
その後タクシーで帰るよ、
とのこと。

一瞬わけわからなくなる。


否定は、電車の方にかかっていたらしい。


ということで、合意の上
さくっと一杯飲みに行く。


歯科医師。
お嬢様。
恋愛体質。

超金持ち。


実はさっきまで友達と飲んでたのはウソで、
ほんとはホスト行ってたらしい。


でもなんだか今日は楽しくなくて、
つまらなくなって帰ろう、と
思ったとこに、自分が現れたとのこと。


ここらへんでもう完全に即の流れを確信し、
まだ半分も飲み終わってないのに退店。


タクシー使って自宅へ。

自宅イン。
ギラ。
ゲット。

ド変態。


ピロートークでおしゃべり。

背も高くて、顔も整ってる。


けどチャラい。
チャラいうえに、お金持ち。


恋愛もかなりわがままな感じで、
もはや女王様だが、本人はその自覚がない。


本人のキャラクター自身はとても
愛くるしい感じで、可愛らしいから、
普通に楽しくはあるのだけれども。


で、一緒に寝て、9時頃まで寝て、
もう一回戦してから11時ごろに解散。


見送って、最近激ウマくなった
ラーメン食いに小滝橋まで行って、
吐き気抱えながら自宅まで帰りながら思ったこと。



金は人を作らない。


金は人を育てない。



彼女はお嬢様で、
何不自由なく育った。


受験も、学費が数千万するが、
受ければ誰でも入ってしまうことができるような
歯学部に入学。


恋愛も、容姿の良さと、
おそらくお金持ちなことも相まって、
ほぼ全部告られてるし、
向こうからアプローチをしてチヤホヤしてくれる。


で、20代後半になり、
チヤホヤ成分が足りなくなってきたら、
それをホスト(お金)でかんたんに手に入れる。


つまり、努力をしてない。
努力をする習慣がない。


努力する環境にお金を使うのはいい。

努力する環境や、努力する時間を確保するために、
それ以外の無駄な労力を
お金を使って一気に削減するのは、
お金の正しい使い方のひとつだ。


しかし、恋愛はお金で買うことはできない。

いくらホストにお金をつぎ込んでも、
望むような恋愛は手に入れることはできない。


だが、小さい頃から
お金を使って欲しいものそれ自体を手に入れるという
習慣が身についてしまっていると、
努力をする習慣が育たなくなる。


お金を使って努力環境を整えたり、
無駄な努力を削減したりする方法は美しいが、

そもそもの結果をお金で買うようになると、
人生のルールが他の人とズレ始めてきてしまう。


なんでもお金で買えると思うから、
すべてのものに価値が感じられなくなってくる。


彼女に自覚はない。
なぜなら、そのように育ったから。
そのような環境にはじめからいたから。

努力が必要でない世界に生まれ育ったから。


経験上医療系、とくに学費の高額な私大の女医、
私大の歯科医には、そのような
女性が多い気がする。


世間ではエリートと言われているし、
憧れの存在のように見えるけれども、

実際に接したり、体を交えたりすると、

同じ医療系でも気さくで、心優しい
看護師とかのほうが、
一緒にいてほんわかした気分になることが多い。


努力して、がんばって自分の目標を達成してたり、
努力を継続している女性を見ると、
とても魅力的に思える。


素敵だし、応援したくなるし、
よりその人本人に興味が湧いてくる。


でも、お金だけで努力なしに結果だけ手に入れようとして、
それでいて手に入れたものがつまんない、
と愚痴をこぼして日々過ごしている女性とは、
一緒にいたいとあまり思えなくなる。


努力することの良さとか、
がんばった後の達成感の素晴らしさとか、
その子に向けて語りたくなってしまうけれども、
それはあまりしない。



本当はそうしたほうがいいのかもしれないけれど。










3即 
コンビ2,ソロ1



コメント

  1. テルマエ より:

    いつも楽しく読ませていただいています。
    チバさんのバイタリティにはいつも驚かされてばかりです。
    どうしてそんなに精力的に活動できるのですか?

    • チバ より:

      >テルマエさん
      純粋にナンパが好きだからだと思います

  2. ぴよぴよ。 より:

    はじめまして。いつも参考にさせて頂いております。いつも冷静で客観的で、人としてもちゃんとされているなーといつも思います。自分も向上できる様見習わせていただきます。何かありましたら相談させてくださいm(__)m

  3. 阿含 より:

    鬼スタミナですわ笑

  4. デュン より:

    私大系女医に関する分析、秀逸ですね。
    自分の前カノも医者で完全に金で解決するタイプかつ性格の特徴も似過ぎて、一瞬本人か思いました(笑)
    やはりそういった医者系の子は渋谷周辺には結構いる気がしますね。ナンパで終わるだけなら都合がいいんですけど。

    • チバ より:

      >デュンさん
      共感いただけて良かったです。この業界の人々は少し特殊だと感じています

  5. ノリエガ より:

    目的達成が大事ですが、その過程の努力にも大いに価値があるということですね。
    そういった意見を述べられるのが意外でもあり、親しみも感じました!

    チバさんの技術と実績はものすごいのですが、それでも読者に嫌味を感じさせない文章を書くところがとても魅力的です。