初即


ついに、初即できました





といっても、とてもあっけないものでした





とある週末のことを書きます







2Dと銀座で桶狭間の戦いをしていました。





2時間ほどコンビで、2組からtmgでき、さらに、1組はバーに連れ出しまでできました。





帰りに打ち上げの一杯をした後、いつもどおり、青山要塞にて研究大会をしようと誘われましたが、





その日はどういうわけか、めちゃくちゃやる気があり、おれは2Dの誘いを断り、新宿に出陣することにしました





終電で新宿へ行き、広場エリアをうろうろします。





合流したくなかったため、聖域はさけてナンパしました。





風俗エリアで、ひまそうな女の子が立っていたので、声をかけました。







「なにしてるの?」

『終電逃したの』





「おれも。飲みに行かない(^^)」

『別にいいけど』







あっさりと、連れ出しができました。



アイリッシュ・パブで、和み。



看護系の専門学校生。

茨城から、遊びに来ていたみたいでした。





問題は、会話が暖簾に腕押し状態だったこと。





むむむ・・・。





おれも、酔っ払っていたこともあり、決め付けをしました。





この子は、『押しを待っている状態』であると勝手に決めました





チバ「さあ、次行こう」

暇子「まだ全部飲んでない」

チバ「梅酒飲まない?」

暇子「うーん」

チバ「おれと、梅酒の梅つつきに行こうよ」



暇子「w」







カリスマのトークをパクリ、店を出ました。





手を繋ぎました。







グダはなかったので、そのまま、自宅の方面に歩いて行きました。



自宅前でも、部屋でも、キスも、ギラも、





暇子は何もいいませんでした。





そのまま、即でした。







朝、暇子を新宿駅まで送って行き、解散しました。













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初めてので、嬉しい!!となるかと思いました。





でも、今振り返ってみると、なんだか、”拍子抜け”という感想が、おれの今の気持ちを表すのに、一番近いかもしれません





ああ、こんなもんか





という、感覚でした







なんだか、童貞喪失のときを、思い出してしまう







そんな春の日のことでした







(小説風)